何か違っていませんか?
何気なく見過ごしてしまっていることは多いものだ。その一つに女性の「生理休暇」がある。ここにトンデモナイ問題が潜んでいる。
女性が生理のとき、仕事に従事することができないと判断したとき、その期間に休暇を取ることを請求出来るというもので、労働基準法第68条に法令化されている。ただし、女性労働者が所定の要件に該当したときと条件付けされている。
至極ごもっとも。そう思える。しかし私はどうしても穿ってみてしまう。
女性の生理(月経)は毎月定期的にやってくる女性特有の生理である。だが、その際、誰でもが痛みを伴う生理痛(月経痛)を持つものではない。立ち上がれないほど辛い人もいれば、全く痛みの無い人もいる。
「病院に行き、薬を貰って呑んでいるがほとんど効き目がない。初潮の時からずうっとだわ」と、気の毒な人が沢山いる。
現代医療では、治らないのだ、治せないのだ。治せないのを当たり前にしてしまったから、労働基準法に法律化されている訳である。
本途に治せないものなら異議を差し込むことはしないが、大して難しいことをするわけではなく簡単に治すことができるものであるから、口を挟みたくなるのである。
進歩した医療とか高度医療とかの話はよく聞く。しかし、女性の生理痛も治せない医療を、進歩した医療と言うのか。
病気を治すものは薬。現代医療はここから離れられない。薬で治らないものは「治らない」と決めつけてしまっている。研究者も新薬を開発する事で病気を治していこうとしている。とにかく薬から離れられないようだ。断っておくが、手術や放射線治療は、真の意味で治すことではない。治すということは、元のように修復することであるからだ。
MMSでは、普通程度の生理痛なら2、3回の施術を受けてもらえば、ほとんど痛みは無くなっていく。起き上がれないような重症な方でも生理痛を2回ほど味わうような期間で治り痛みから解放されていく。何年も何十年も痛みやその他の症状で苦しまなくて済むようになる。こうなれば生理休暇は必要なくなるだろう。「この忙しいときに生理休暇かよ。女だから」と蔑視扱いされることはなくなる。
「生理痛は治らないもの」と、決めつけ、生理休暇が必要であると現代医療が言ったかどうかはしらないが、それが鵜呑みにされ生理休暇がつくられたのだろう。行き届いた配慮、さすが日本。でもこれ間違っている。
「生理休暇をあげるから、この期間家にじっとして痛みや不快感に耐えてくれ。」と言われるより、痛みや不快感が無くなりスッキリとした日々を送れた方が誰だって良いはずだ。
治せない現代医療。高血圧も治せていない。ただ数値を下げているだけのこと。腎不全も治せないから透析患者がますます増えていく。
クーラーが故障してどう見ても熱中症が病気を重篤にし、死に至らしめたと思えるのに、そこの院長は「COPDの気管支喘息、あっという間に亡くなりますね。そう言う病気ですね」と嘯(うそぶく)く。それなら早く気管支喘息を治せば良いだけのことだが治せていないからこんな事故に繋がってしまう。
分からない病気が出てくると自律神経失調症とくる。一体治せている病気があるのだろうか?とても医学が進歩したとは言えない。
高額な医療機器が開発され、その元を取るために必要でもない検査や手術を勧めてくる。患者さんは自己負担が少ないから安易に受けてしまう。全額自己負担ならほとんどの人が受けていないかも知れない。
「知ってどうするのか」と思う時がある。早期発見したのは良いが治療は旧態依然のまま。ガンであることを知ったために、早急に治療をして命を落としている人が少なくない。早期発見、早期死亡。冗談ではない。早期発見が病気を治すことに繋がっていないのだ。
優れた医療機器が命を救うのではない。病気を治すと言う理論とそれを可能にする技術が必要なだけで、最新の医療機器は必要はない。優れたマシーンと薬が全てと考えるのは間違いである。理論がしっかりとしていれば掌(てのひら)一つで病気を治すことができるのである。
高度に発展した医療器具。それを用いた医療が医療費を高騰させている。10年後には50兆円を超えてしまうと予測している人がいる。国家予算の半分以上を占めてしまう。おそらくその時に財政破綻を招くだろう。 生理痛も治せないか医療。もっとしっかりとしてもらいたい。
2018/09/01