ちょっと太り目スリムに改善

あれだけ一生懸命走っているのに一向に減量できない。太っていく体に多くの人が悩んでいる。

つい最近のニュースで某製薬会社が痩せるサプリメントを発表したことを知った。

体内に入ってくる脂肪を吸収しない様にし、体内脂肪を減らしそれで太っていくのを防止できると言うもの。

しかし、その考え方だと、食事から脂肪分を摂取できない。体内に必要な脂質は取れなくなってしまう。

人は食べ物から糖質、脂質、タンパク質、いわゆる3大栄養素を吸収している。その中の1つの脂質が吸収できなくなったら、油気のないカサカサした体になってしまう。

朝のワイドショー。コメンテーターの医師によると、3ヶ月間様子を見ることが必要で、そして副作用としては下痢、腹痛などなどがあるという。

太っている理由は、脂肪が溜まっていると言う判断だ。それを基にサプリメントを開発したのか?それだったら何と単純なものの考え方なのだろう。

太っている理由は脂肪だけではない。体内に多くの水分も含まれている。本来、この水分は小水として体外に排泄されてしまうものだが、ときとして体内の筋肉に留まってしまう。(この状態をわたしは水筋肉と名付けた)この水筋肉が高じて水分が停滞すると浮腫になる。何故このような状態になるのか。血液循環に起因している。

動脈から栄養素が入った血液が細胞に送られる。不要になった物質は静脈を通して腎臓に戻りそこで浄化され、再生できるものと捨てるべきものに分けられる。不必要なものは小水として外部に廃棄される。

身体の機能が正常であれば、食べ物からの栄養素は必要以上に吸収されないように人間の身体はできている。それが、腎臓や腸の働きが悪くなるとこのシステムに狂いが生じてくる。腎機能が低下すると浄化作用に障害をきたし、腸が本来の機能が発揮できなくなれば、食べ物からの栄養素をむやみやたに吸収してしまう。そして太る。

さて、それではどうしたらスリムな体に作り替えられるか?

現代医学が全く無視している血液循環(blood circulation)を良くするに尽きる。血液循環を正常にするには、体のどこかで血液循環を妨げている部位を取り除くことである。

何が血液循環を妨げているのか?

人間の体には無数に血管が走っている。その血管を通して細胞に栄養素が運こばれている。そして血管は筋肉の中を通っている。その筋肉が硬く固まってしまうと血管を圧し潰し狭められ血液循環が阻害される。だったら、その硬く固まった筋肉を柔らかくほぐしてやれば血液循環は良くなるはずである。

スリムへの変身

しかしここで闇雲に、どんなコリでも取ればいいというものではない。それは時間のロスである。

そのコリは概ね四肢。(脚と腕)それを硬い筋肉が崩れるように柔らかくすれことなのだが、いたずらに、圧したりもむような方法ではそれは叶わない。その筋肉がほぐれれば劇的に血液循環が良くなり、体が嘘みたいにスリムになってくる。その後、腎臓と腸を修復していけば良い。

ここで必要なのは

1筋肉のコリをほぐす技術があること。

2四肢のコリを的確に探すこと。

走ったり運動をすれば、固まっている四肢は更に固まっていく。これではスリムな身体をつくる目的とは逆方向である。食事に気をつけても四肢は柔らかくならない。多くの人たちは間違った方向に向かっている。スリムな体が欲しいなら無駄な足掻きは即刻止めることだ。

このコラムは営業目的ではないので、ビフォーアフターの写真は持ち合わせていない。信じるか信じないかはあなた次第でしょう。

2024/03/06