緑内障は治る
「昨日、眼科に行ったら右目は緑内障ではないといわれました。続いて左目の治療もお願いします」
というショートメール。これから三週間程海外に出張する方が成田から打ったものであった。本人はよほど嬉しかったのか、わたしに連絡を取りたかったようだ。メールの返事には「気を付けて行って来てください」とだけ送った。
「緑内障、時間の掛かる人もいるが必ず治るから大丈夫。前よりも視力がアップするよ。心配しないでその日が来るのを楽しみながら待って下さい」
ときおり不安になるのか{眼圧はどうですか?}と問うてくるのが施術前の決まり文句になっていた。
これまでに緑内障を何人も治してきた。けして「法螺」を吹いている訳ではない。緑内障の原因が解っているわたしの偽らざるメッセージである。
緑内障。現在の眼科医の見解を探ってみた。
緑内障では失明は避けられない?の質問にある医師は下記のように答えていた。
現時点では、残念ながら、緑内障によって欠けてしまった視野をもとに戻す治療法はありません。そのため、緑内障の治療の目的は、「これ以上視野を失わないように管理していくことです」
現時点で最も確実な方法は、たとえ正常眼圧緑内障であっても、眼圧を下げることだといわれています。
緑内障の治療法には、大きく分けて「薬物療法」、「レーザー治療」、「手術療法」の3つの方法がありますが、どれも眼圧を下げることを目的に行います。どの治療法を選ぶかは、緑内障の種類や進行度合いなどによって判断されます。
緑内障の薬物療法で使用される点眼薬には様々な種類がありますが、まずはプロスタグランジン関連薬やβ遮断薬が使用されることが多いようです。使用している点眼薬で眼圧が十分下がらない場合は、他の薬剤に換えたり、他の薬剤を併用して治療する場合があります。
薬物療法では十分眼圧が下がらない場合や閉塞隅角緑内障の治療には、レーザー治療または手術療法が行われます。
最近は治療薬の数も増え、緑内障治療の選択肢は広がっています。早期から適切な治療を行うことにより、一生涯生活に支障のない視野を保つことも可能になってきています。
定期的に眼科専門医で検査を受けましょう
現在の緑内障治療では、いったん欠けてしまった視野をもとに戻
すことはできません。
すなわち緑内障の治療においては、早く発見し、早く治療を始め
ることがとても大切なのです。
そのため、40歳を過ぎたら、少なくとも年1回は眼圧検査、眼底
検査、視野検査、隅角検査などの定期検診を眼科で受けることが薦
められます。 インターネットからの引用
以上が、一般の眼科医の回答。それではと、数人の医師の回答を
探ってみた。判でおしたように皆共通であった。現代医学の緑内障
の医療現場であることに間違いはないようだ。
しかし、「欠けた視野はもとには戻らないのでそれ以上悪くならな
いように看ていくだけだ」と言及されているのには驚きである。
それはそうだ。欠けた視野を目薬で治せる訳がないから当然である。
レーザー治療はもっと乱暴である。眼球には血管は走っていない。もし血管があったら見た景色は血管が写り込み見えにくい。眼球に必要な栄養素を運ぶのは眼房水という栄養水である。それは目尻から目頭の方向に流れ鼻の脇を通って循環している。それが鼻筋のところで直角に曲がっている隅角という部位の部分が詰まりやすく眼房水が循環しなくなる。しかし詰まっているにも関わらず眼房水は眼球に流れていくので、眼球は膨張して硬くなってしまう。これが眼圧の高くなる理由である。
西洋医学ではどうするのか?眼房水の入口である目尻部分をレーザーで焼いて塞いでしまうという方法を取っている。
では眼房水が流れなくなってきた眼球はどうなるのか?栄養素が送られなくなった眼球は痩せてくる。代謝が無くなる。そして老化してしまう。弱視の眼鏡使用となる。
治療とは、治す、癒すと書く。その言葉とは真逆の行為である。極め付きの対症療法である。いや姑息療法である。
薬か手術かの選択技。「半か丁」の世界ではヤクザのやることである。「放っておけば失明するよ。定期的に検査に来てください」と脅かす。正にヤクザの手法。
薬か手術で駄目なものは治らない。他の方法があるとは考えないのだろうか?誰かが新薬を開発するのを待っている。全くの人任せである。
MMSの考え方
まず眼球に、眼房水が届くように眼圧を下げる必要がある。詰まっている隅角のコリを取って正すだけでは解決しない。
多くの病気の場合、血流、血液循環に影響している。細い血管でつくられている部位には、ほんの少し血流が衰えただけで血液は流れて行かなない。その部位は栄養不足になり代謝が衰え、組織は硬くなり老化する。そして様々な症状がつくられる。
血流の衰えは血液循環のスピードに関連してくる。例えば脚の筋肉をコリで固め血管を圧迫し潰すしてしまうと血流が悪くなる。体の一部の血管が詰まっただけでも全身への血液循環は悪くなる。
緑内障も脚の筋肉のコリが影響していることが解っている。脚の筋肉を解すだけで全身の血流が良くなり全身を巡る血液循環の流れがスムースとなると途端に肌の血色は良くなり視力もアップする。
眼球の後ろにある視神経。ここに血液が流れなくなると徐々に神経線維が失われていく。これが視野の欠けていく原因である。次第に視野が狭くなり視力がなくなり最後は失明する。この部位への血流を妨げているのは棘上筋、胸鎖乳突筋のコリ。それらのコリつくりを助長しているのが脚のコリである。脚のコリを取り、棘上筋、胸鎖乳突筋のコリを取っていくと徐々に神経線維が復活し視力が回復してくる。但し人によって代謝のスピードは異なるので、どの位の期間で治りますか?の質問には答えにくい。だが、正しい施術が成されていれば徐々に視力が回復していくので緑内障の方には希望が持てるだろう。
緑内障と診断されても治す方法はある。しかも安全で。ので希望を捨てないことである。
2,025/04/05
眞々田