「何年も病院に通って薬を貰って治療しているが以前として治らない。毎年益々酷くなる。花粉が飛ぶ時期は最悪の状態だ
このような人が非常に多いのではないかと思います。私の気功教室に来られている方のなかにも何人かいましたが、現在は花粉症で悩んでいる方はおりません。
花粉症は治らない病気の一つになっていますが、私の方法をとると極めて簡単に改善しまた治っていきます。
例をあげてみます。
岩本さん(女性 東京都府中市在住)
彼女の花粉症は、まだ花粉症という病名がポピュラーでない時代からで、お医者さんも知らなくて、後で「花粉症という病気です」と言われたそうです。約30年以上この病気に悩まされてきました。
涙はボロボロ、鼻水がズルズル、鼻がつまっていて呼吸をするのが大変だ、頭が重くボォっとしている。という症状が続いていたわけです。
彼女は花粉症を治してくださいというものではなく、肩が凝って、疲れやすく普段寝込みがちで、根を詰めて何かやった後は次の日は臥せっているといった方でした。「何とか元気になれば」ということで、私の気功教室に参加し、また私の施術を月に1、2度受けられていました。ある時に「先生かなり元気が出てきて、目も良くなって、あまり寝込む事もなくなりました。でもこれからの季節、花粉症が嫌で何とかなりませんでしょうか」といわれましたので、「多分治っていると思いますよ」とその場で答えました。
そして今年のこの時期「先生ぜんぜん症状が出てきません。治っちゃった嘘みたいです」と喜んで私に報告がありました。
もう一つの例をあげてみます。これは私の付けた「思い込み療法」というもので治った例です。
中沢さん(60代の男性 埼玉県庄和町)
この方も長い病歴を持っていました。教室の始まりにいろいろな話をして、その後気功を行うのですが、その際「これからの時期花粉症に悩まされる方が多いのですが、この席にいらしゃいますか」と問いかけた時に、長い期間悩まされているという方が中沢さんでした。そこで「思い込み療法」というのを実戦して貰うことにしました。 この方法は、実は私の思いつきで生まれたもので、アレルギー症はこのやり方でかなり回復できると考えていました。
極めて簡単な方法です。夜、寝しな、ベッドやお布団に入って「さぁこれから眠ろうか」という時に「花粉症は治った」と20回以上言い続けて眠るといいもので、難しいものは何もありません。一番の理想は言い続けながら寝てしまうことです。
アレルギー症を起こす自律神経の狂いは、通常ではコントロールできませんが、有意識状態と無意識状態の中間時にコントロールできると考えています。
瞑想や、私の気功の呼吸法を行っている時はこの状態になっています。私自身は日々の疲れを取るに、独自の瞑想呼吸法を行っています。
このような考えがベースにあったので、自己暗示をかけるようなやりかたで実験に協力して貰いました。
1月後、結果オーライです。「外も自由に歩き、杉並木を歩いてきました」という報告を気功教室の冒頭に受けました。私の施術は行っていません。本人の毎日の気功と、思い込み療法を一ヶ月やったことで、長年苦しんだ花粉症が消えたのです。
同じことを続けたもう一人の男性も治りました。酒を飲んでしまってなかなか実行できなかった人も、時間がかかりましたが花粉症を克服しています。
花粉症を治すコツは毎日続けることなので、休んでしまうと効果が薄くなってしまいます。絶対治してやるという意気込みが大切です。
なお詳細は私の本、「コリとる気功術」(ゴマブックス)に詳しく掲載しています。
治療法
花粉症を治すには現代医学の考え方ではおそらく治りません。難しい事を並べる必要はまったくありません。花粉症を起こしている原因を取り除けば「あっと」いう間に直っていきます。
花粉症の原因を作っている場所は、耳の下にコリコリとした豆状のコリがあります。これを取ると、鼻が開通します。鼻水が止まらなかったら鼻の穴の上を鼻筋に沿って固まりをとっていくとほぼとまります。また目のショボショボする、涙が出るというのは目輪筋の部分にコリがあります。これを取れば、目のショボつきも無くなってきます。
マスクをかけて月光仮面のような格好をしている方を多く見かけます。花粉症とさよならしてすっきりとして過ごしましょう。