腕を固めることでつくられる病気
前のコラムで、肩コリが腕を固めるとことでつくられていることを理解していただけだしょうか?
調子に乗ってもう少し範囲を広げて述べていきます。
腕を固めてつくるのは肩や首のコリだけではありません。腕を固めることが原因でつくっていく病気を「ざあっ」と、あげてみると、
1 リウマチ
2 ALS(筋萎縮性側索硬化症)
3 筋萎縮症
4 乳ガン
5 心臓病
6 呼吸器系の病気などが思いつきます。
西洋医学者からは「そんな簡単なものではない」と、馬鹿にされるでしょう。でも、ウイルスや遺伝子や何とか因子と、そう難しく考えなくとも、単に「腕を固めること」が原因なのです。そして治せる病気なのです。
西洋医学では、リウマチ、ALS、筋萎縮症は治せない病気。難病という枠の中にはめ込んで「治せない」と悪びれずに公言しています。
あるリウマチの患者さんは、「この病気は治りません。でもできるだけ病気の進行を抑えるように、薬を飲み続けるしかありません。」と、医師に言われそうです。
「痛くて動かない手、そして不自由になっていく体、それを我慢して一生飲み続けなくてはいけないんだ」真っ暗になったそうです。
薬を断ち、肩、首、腕のコリを取ることで痛みが無くなり、手は自由に動かせるようになりました。ただ、少し無理をすると少し痛みがぶり返してきますが、もう直ぐそこに完治が待っています。
ALSはどうなの?
ALSもリウマチに似ています。リウマチは、手や脚にその症状が出てきますが、ALSは手足から始まって全身に及んでいきます。完治例が少ないので断言はできませんが、腕のコリからきたと言うことはできます。筋萎縮症も同様です。
乳ガンも腕のコリからくるの?
「はい、そう考えるのがもっとも真相に近くでしょう。」
以前、 乳ガンについてのコラムを書いています。それを参考にしていただきたいのですが、
「乳房には、外側動脈、内動脈から血液が送られていて、その流れが悪くなって、乳房に充分な血液が送られなくなったとき、一部に飢餓細胞がつくられて、それが異常細胞に変化してガン化していく」
これがわたしの乳ガン説です。
腕を固めて肩や首のコリをつくると、外側動脈、内動脈を圧し潰し流れを悪くしていきます。乳房への血流が阻害されてしまうのです。良い例が、腕を解し、肩首のコリを取っていくと、乳房は柔らかくなり、ガン化したものも解れてきます。そして徐々に小さくなりやがては消えていきます。
心臓病はどうなの?
心臓病の主な原因は、胸鎖乳突筋の起始の部分と鳩尾下の腹筋を固めることでつくられる病気です。(これは次回コラムに心臓病について書きますので、詳細はそれまでお待ち下さい。)
腕を固めると全身が固まっています。例えば、ガッツポーズがあります。
ガッツポーズは、腕の筋肉に力を入れて固めるとことでつくれます。また、ボディービルダーのお決まりのポーズでも腕に力を入れることでつくっています。このことから、腕に力を入れると全身を固められることが分かると思います。
それを逆に考えれば、腕を固めると全身が固まってしまうことが懸命な方なら理解できると思います。そして特に、首筋と腹筋が固まります。顔が赤くなるのは首筋を固めるからです。
つまり、腕を固めることで、首筋の胸鎖乳突筋の起始部と腹筋が固まってしまう訳ですから、心臓病の原因をつくることになるのです。
呼吸器系はどうなの?
呼吸器系の病気は呼吸筋を固めるとことと、肺に送る血液の流れを阻害することでつくられていきます。 肺への血液は主に乳房への血液の流れと同様です。ボディービルダーの胸筋の筋肉を見れば分かりますが、筋肉が隆々としています。しかし、これは筋肉を固めてコリをつくっていることと同じなのです。この隆々とした筋肉に下に肋間筋があり、それが呼吸筋ですので当然呼吸筋も固まってしまいます。また、腹筋も固めています。呼吸筋を固め、腹筋を固めれば、呼吸器系の病気をつくりだすのは、火を見るよりも明らかになります。
これらの病気は、腕を固めることで全身を固めていき、つくられていく病気なのです。ですから、まず、腕のコリを取り、肩、首、腹部コリをとることで治っていくのです。 これは事実なのです。
2017年6月22日
眞々田昭司