網膜黄斑変性症が治った

 

「網膜黄斑変性症」ある時期、ニュースとして賑わした。

「今年(2017年)の2月、理化学研究所が、他家iPS臨床研究 1症例目の移植手術を実施した。」

このニュース覚えているだろうか?

「忘れてしまった」

結構。病気に対して余程の関心を持っていなければ忘れるのが当然。

そんな忘れた方に、病気の概要を。

 

加齢黄斑変性とは、「ものを見るとき重要な働きをする黄斑という組織が加齢によって変化し、視力の低下と歪みを引き起こす病気である」と現代医学では言っている。(加齢とは歳をとっていくことで、この言葉を使われると、歳をとっていくと皆がなってしまうように思えてしまう。)

この病気の罹ると、

・ものがゆがんで見える

・見えない部分がある

・目がかすむ

・視力が落ちる

などの症状が伴い、失明もするという。

%e7%b6%b2%e8%86%9c%e5%a4%89%e6%80%a7%e7%97%87%e3%81%ae%e5%9b%b3ものが見える仕組みを西洋医学では、目の中に入ってきた光が網膜(スクリーン)に刺激として伝わり、それが視神経を通して脳に送られ、そこで判断されてものが見えていく。そして、その網膜の中心部分にあるのが黄斑と言っている。

西洋医学の理論。真に正しいのか?

 

現代医療では「網膜黄斑変性症」は治せない病気の一つ。手術をすれば治る。と、言っている人もいるらしい。真意は解らない。

だからこそ、理化学研究所では、ノーベル賞を受賞した山中教授が発見したIPS細胞を使って、黄斑のIPS細胞をつくって移植すれば、「網膜黄斑変性症」が治せると取り組んだ、ということなのだろう。

 

ニュースを観てから、この「網膜黄斑変性症」と同質の病気にであった。

出会った病気の正式名は「加齢黄斑変性症」。

実は、その2ヶ月ほど前に、「網膜色素変性症」という病気を治した。(現代医学的に言えば寛解か?)

その病気の延長上に、「網膜黄斑変成症」、「加齢黄斑変性症」の原因がある。原因は同じでも症状の違いが出ているだけ。そう考えていた。

不治の病、難病は、治せない病気。治せないと言っているのは西洋医学。私の見解ではない。これまでに不治の病、難病と言われるものを幾つも治してきた。それは、病気へのアプローチの違いだろう。

この「黄斑変性症」について、「網膜の下にある黄斑が膨れて形が変わり視界が歪み、また、視野も狭くなる」と西洋医学は言っている。

確かに出ている結果には間違いはない。それがどうしてできていくのかが解っていないようだ。

脈絡膜血管から網膜黄斑色素上皮に流れている血液が、何らかの理由があって循環しなくなって膨らんだ。では、その疎外せているものは何か?

考えられるのは、眼球全体を奥の方に引っ張る働きか、眼球を圧し潰す方向に働く力が加わり血管を圧し潰し循環ができなくなった。それが膨らみ黄斑の歪みをつくった。で、あるからその阻害しているものを取れば治る。これが私の理論である。

黄斑の変性はあくまでも結果である。変性をつくっている原因を突き止め、正していけば良いのだ。

形の変わってきたものは薬では治らない。だから治せないものになっている。

具体的な例から以上を説明していきたい。

 

埼玉在住 Uさん  40代

お姉さんの紹介で来られた。「肩コリ首コリがひどくてそれを治して欲しい。もし治るものなら目も治したい」という希望を持っていた。

目の病気名は「加齢黄斑変性症」。40代の女性に加齢というのは気の毒だ。

辞林によれば、加齢とは、生物が成長・分化・形態の形成などの後に必ず受けるもので、時間の経過に伴う衰退の過程のことをいうらしい。故に、加齢と付けられれば、以後悪くなって進行していく病気となる。現代医学に加齢を止めて欲しいものだ。

 

2時間の制限の中で施術を進めていく。まず、肩、首のコリを取り、眼輪筋、前頭筋、側頭筋、皺鼻筋(すうびきん)鼻根筋、眼球を解していく。(まだまだあるがこれから先は割愛する。筋肉を知りたい方は、ネットなどで顔面の筋肉を選び参照して欲しい)

充分ではないがある程度解した時点で確かめてもらうと

「歪みが取れて真っ直ぐ見えています。」

という返事。

どうやら施術方針に間違いはなかった。更に進めていく。2時間の施術が終了した時、歪みはすっかり取れ、視力も回復した。

「治りました!」

「寛解」と言われる状況だろう。

 

私は「全ての病気は筋肉もコリからつくられる。」という持論を持っている。症状が消え治ったという状態でも、筋肉には元に戻るという特性があるので、元の症状が出ていた状態の筋肉に戻ってしまえば、また同じような症状が出てくる。これは現代医学流に言えば寛解ということになるだろう。

だが、一時的であったとしても、加齢黄斑変性症は治ったのである。後は、戻ればまた治せば良い。それを繰り返すことで、どんどん良くなり、やがて正常になっていく。

 

「治らない」と諦めてはいけない。それは治すことができないだけのことである。皆さんにも医学や医療について観点を変えて見て欲しい。