リウマチに何で免疫抑制剤
堀ちえみさんの舌ガンのニュース、本日(2月21日)手術するという。成功を祈るしか我々には術はない。
ちえみさんは、舌ガンを患う前からリウマチの薬を飲んでいたと言う。その薬は免疫抑制剤。この薬「口内炎を作りそれが舌ガンに進行していく。と、医師であるコメンテイターが話していた。
何故、リウマチの治療に免疫抑制剤を用いるのだろうか?訳が解らない。おそらく、リウマチは自己免疫疾患の病気と捉えているからだろう。
自己免疫疾患とは、免疫細胞が自分の体を攻撃するという考え方から生まれた都合の良い医学用語である。
そもそも免疫とは、外部から侵入してくるものに対して体を守るために働くものである。それがある時には「自分を攻撃する」という訳の解らない学説が医学会に存在する。
ある発見をしたと思う時に、それまでの考え方では折角発見したものを否定するものになってしまうので、逆もあると言う理論を作って発見を正当化する。そのためのものとしか思えない。
常に真理は一つ。時と場合によって変じるものは真理ではない。
リウマチは、免疫が自分の体を攻撃してつくった疾患では決してない。免疫を抑制するというのは愚かな行為である。そもそも自分が自分を破壊するという体を、人間をつくった創造主が考えただろうか。
リウマチは難病に指定され、西洋医学の世界では治らない病気になっているが、病気の真の原因の解らない人たちの治療では当然のことだろう。しかし、解かっていない人たちが闇雲に治療を続けているのも現実である。恐ろしいことだ。
CRPというのを知っていますか?
リウマチの検査で良く使われている血液検査で、CRP(炎症反応)というのがある。体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした時に、血液中にタンパク質のリアルアクティブ・プロテイン(CRPjが現れる。これは正常の血液中にはごく微量しかないために炎症の有無を診断するのにこの検査が用いられている。
炎症はどのようにつくられるのか?この答えは西洋医学にはない。西洋医学は炎症が起こったところから出発している。
血液循環が正常であれば炎症は起きない。毛細血管などが、筋肉のコリや締め付けによって潰されるとその先に血液が流れて行かなくなる。しかし、心臓から血液がどんどん送られるので血管は膨らんで大きくなり、そして腫れてくる。これが炎症である。炎症が微小ならば痛みがないが、膨らみが大きくなると周りの神経を圧し潰して痛みが出てくる。
筋肉が筋萎縮しても同じような理由で炎症が起こる。ウイルスなどによっても炎症が起こるが、それは、ウイルスよって筋肉が刺激され、それに反応し対抗すると、筋肉は傷つき硬く固まっていくからで炎症の理由は同じである。
血液検査で炎症反応が起きていても気付かない事が多い。それは、炎症の起こっているのは1~2/1000、目に見えない世界の出来事であるからだ。
この炎症反応も「自己免疫疾患」と括るから、免疫抑制剤を投与すれば良いとなるのだろう。
また、現代医療では炎症反応の多くをウイルスの所為にし、感染症をやたらと恐がり抗生物質を投与している。しかし、この抗生物質が炎症を長引かせていることに気付いていない。
「傷付き炎症を起こして緊張している筋肉細胞を、軟らかく解していけば炎症反応が無くなっていくのになぁ」と、炎症という言葉を聞く度に思う。
ウイルスを退治するのではなく、ウイルスに過敏反応する体を治すことが真の治療法である。
2019年2月27日