素通りする話
先日、あるテレビ番組を観ていました。何処の局か何という番組かは覚えていません。そしてその内容は聞き流してしまいそうなものでした。
B型肝炎の予防接種ワクチンが0歳児から適用になったということでした。前から必要性を感じ働きかけていたものがやっと170?億円の予算が取れたので実施されるというものでした。このワクチンがないと0歳児の10万人に一人の割合で肝硬変になり肝ガンになってしまうということで、非常に良いものが実施され嬉しいことであると、コメンテーターの医師が述べていました。
ここまで何気なく聞いていてその時には「何か変だ」と感じましたが、根本的におかしな事に気付きませんでした。後に「あの医師は何を言っているのだ」と思い至りました。
読者の皆さんには何の事か理解できないかも知れません。説明をしますと、西洋医学にとって「肝硬変は治せない病気」なのです。そして放っておくと肝ガンになってしまう。だからこの病気にならないようにワクチンを打つということなのです。
肝硬変、不治の病ではありません。私の著書のMMSに書いていますが、簡単に治る病気なのです。肝硬変になる原因が解らないから治せないのです。薬に頼るだけの医療では確かに難しいかもしれません。
肝硬変が治れば、0歳児にワクチンをうつ必要はありません。また、ワクチンを打つことによってのリスクもありません。番組では、ワクチンを打つことによるリスクは述べていませんでしたが、当然あるはずです。それが1000人に一人にあったとしたら、10万人に一人の肝硬変患者を出さない為に1000人の犠牲者を出すことになります。おかしいと思いませんか?それで大義名分が成り立つのでしょうか?また、つたない医療の為に170億円もの税金を使って良いのでしょうか。
先日、歌舞伎の坂東三津五郎さんが59歳でお亡くなりになりました。あまりにも早い。死亡の原因は肺炎。インフルエンザに罹りそして肺炎になり命を落としてしまいました。元々の病気は膵臓ガン。手術をし、抗ガン剤治療を行っていた最中との事でした。
ガンになった人の多くは肺炎で命を失っています。「しかたがない」と皆さん思うのでしょうか、何の反論もありません。
おかしいとは思いになりませんか?
膵臓ガンの治療はするが肺炎の治療はしないのでしょうか?肺炎の方が簡単ではないのでしょう?(肺炎の治療法についてはMMSに述べています)また、その前の肺炎になる前にインフルエンザを治せなかったのでしょうか?治せなかったとしても病気の原因さえ解っていれば軽くすることは簡単なことです。肺炎にならずにすみます。