高血圧は減塩しても防げない

 

4月8日の参議院の予算委員会で、維新の議員が国民医療費の問題を取り上げていました。

国民医療費が年々一兆円を越し10年後には50兆を超えるものになってしまう。そして大きな医療負担になっている高血圧などの生活習慣病を予防すべきではないか。そして本人も高血圧に罹っている。

高血圧にならない様にするには、減塩をすべきで、それを徹底しなければいけない。市販されている様々な食品に減塩の規制をしなくてはならないと思うが、厚生労働大臣はどのように考えているか?というような質問でした。

議員の質問は「高血圧は塩分の摂り過ぎである」という仮定で質問されているもので、この考え方が一般の常識にまでなっています。

西洋医学では、高血圧の原因は殆どが本態性(病態は解っているが原因は解っていない))であるとしています。しかし、多くの医師たちは高血圧を塩分の摂り過ぎの所為にしています。高血圧の原因は私の著書「MMS「に詳しく載せていますので是非ご覧ください。

さて、高血圧は治らない病気になっています。だからならない様に予防しなくてはならないという発想のようですが、高血圧は簡単に治る病気です。治らないというのは、病院や医師の話です。私に言わせれば簡単に治る病気です。これも「MMS」を読んでいただければ解ると思います。

ここで、問題にしたいのは「減塩」です。結論から申せば、減塩したところで高血症は防げません。高血圧の原因は他にあるからです。そして、いたずらに減塩すると低体温などを引き起こします。人間にとって塩分は必要なのです。そうからと言って食塩は感心しません。ミネラルの多く含んだ塩を摂ることです。でも摂り過ぎはいけません。

高血圧の原因を理解していないバカな学者や医師たちが「減塩、減塩」と言うものだから梅干が甘くなってしまいました。本来、梅干は見ただけで唾が出てくるくらいに塩っぱいものでした。

皆さんは減塩梅干の作り方をご存知ですか?これを聞いたら食べたくなくなるかも知れません。

一旦塩漬けにした梅干(塩分%以上)を水抜きして塩分を取り、そこに、塩や調味料、クエン酸、防腐剤を入れて塩分率3~10%程度の梅干を作っているのです。ですから、梅干の加工食品です。

私は、紀州の梅干し屋さんに昔風の梅干をつくってくれとお願いしているのですが、私の分は作ってくれるのですが、まだそれを売り出す時期ではないとの判断があるからでしょう。

 

高血圧を治すことの出来ない人たちの意見ではなく、治せる人間の意見を聞いてはくれませんか。