胃ガンから骨までにも転移したことで、医師から余命宣告を受けたという男性。約2ヶ月後、ガンが消えて無くなったというお話です。

転落事故で頭を打ち、意識不明になってしまった女性がいました。仮にYさんとしておきます。

直ぐに都内の大学病院に救急車で運びこまれ、手当を受けるために入院していましたが、意識は戻らず、何の反応もなく、植物人間に近い状態でいました。

「何とかならないでしょうか?」という要請が、Yさんの会社の社長さんからありました。社長さんは私の患者さんでもありました。

家族の人たちは半信半疑でしたが「いくらかでも良い方向に向かってくれれば」と、私は彼女を診ることになりました。

事故後1ヶ月以上経ち、何の反応の無い状態のところからスタートしました。

初回の施術の後、僅かな反応を感じ取りました。次回目には、かすかに目が開くようになりました。しかし、全身は麻痺していて、ピクリとも動きません。

その後、リハビリテーション病院に移動し1週間に一度の施術を続けていました。その間、字が書けるようになって意思の疎通ができるようになったり、口が利けるようになったりと、いくつかの感動の時間を味わってきました。

このような施術を繰り返し、3年後の現在、不自由さはまだ伴いますが歩けるようになりました。勿論、以前のお喋り好きな女性に戻っています。

この出来事を、Yさんの会社の親しい同僚は見続けていました。そしてこの出来事は彼らを通じて何人かの人たちに伝わりました。 その同僚のところに、同僚の親友から電話がありました。親友のお父さんが、末期ガンになりの余命宣告を受けたということでした。お父さんを何とか助けたいので、Yさんを治した先生にコンタクトを取ってくれないかというものでした。 以下は、そのメールのやり取りをそのまま添付しました。プライバシーもあり、氏名の部分は変えてあります。

【2013/09/10 Yさんのご主人に宛てた同僚からの相談メール】

実はご相談があり、メールさせていただきました。少し重いメールで申し訳ありませんが、 実は大親友のお父さんが癌になり、病院から余命宣告されています。 親友の落胆ぶりに自分も何かしてあげたい気持ちでいっぱいでいます。奇跡でもおきればと思いながらいるのですが。ふと、Yさんの治療をされた、気功の先生を思い出し、先生の事について、どのような方なのか教えていただけないかな、と思いまして。

【2013/09/24 Yさんのご主人からの相談メール】

眞々田先生 いつもYの施術ありがとうございます。 突然のメールで申し訳ありませんが、今日メールさせていただきますのはYのことではなく、Yの友達から相談を受けてのことになります。 その相談とは、その友達の親友のお父さんが胃癌だそうで骨への転移もあり医者から余命宣告をされているとのことです。 親友の落胆ぶりを見て何か出来ないかとその友達は私に連絡をくれました。実はその友達はYの会社での同僚で、Yの回復をずっと見守ってくれていて、先生の施術の効果を目の当たりにしてきた人です。 そこでこのような症状に関する先生のご見解をお聞きできれはとのことでした。私からは先生のホームページを見るようにまずは伝えましたが、 出来るならば先生のご見解を伝えてあげたいと思っております。 御多忙のなか大変恐縮ですが、先生のご見解・アドバイス等をお聞かせいただけないでしょうか。 先生のクリニックに伺ったほうがよろしければ、その友達と共に伺わせていただきます。 いつもこのようなお願いばかりで申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

【2013/09/24 私の返信メール】

さて、お尋ねの件ですが、はっきりしたことはご本人を診てみなければ申し上げられません。 しかし、多くの場合現代医療の治療が間違っているために、命を落としています。 ガンが骨に転移したからといって、それが命を奪うことはありません。抗がん剤や放射線の治療が命を奪っていくのです。 ガンが致命的病気と考えがちですが、そのようことはありません。 医者が余命何ヵ月といいますが恐らく根拠のないもので、自分の保身のためにいっているにすぎないでしょう。 現代医療では、まず助からないでしょう。そのような宣告でしょう。 自分で歩き動けるなら助けられる見込みはあります。後は、本人の生きるための強い意思です。以上が私の意見です。

【2013/11/25 Yさんの同僚からの経過報告メール】

長い間ご連絡できずすみませんでした。実は今日夕方、名古屋の親友から電話がありました。お父さんの癌が奇跡的に無くなったとの嬉しい連絡でした。 担当医も相当びっくりだったようです。でもきっと先生がおっしゃっていた通り、本人の生きようとする強い気持ちがそうさせたのかもしれません。 今日は電話がきたときは大変緊張しましたが、本当に嬉しくて思わず涙をしてしまいました。 (中略) 先月、状況だけでもお伝えしたいと思っていたのですが、とにかく親友からの連絡をずっと待つしかなかったこと、お許しください。 また大変お忙しい先生からのアドバイス、お言葉、大変大変感謝しています。先生にぜひよろしくお伝えいただけますか。お願いします。

これは、実際に私の身近に起きたことです。脚色も誇張もしておりません。末期の患者さんが蘇ったお話です。

病気の多くは自分自身でつくっていくものです。それなら、自分で治すこともできるはずです。

近藤誠さんは、現代医療の治療に苦言を呈していらっしゃいます。わたしも同感です。現代医療は間違った方向に走っています。助かる命も落としている方が少なくありません。 「ガンが見つかったら。あっという間に大きくなって命を脅かす」多くの人が、長い間現代医療にそんな洗脳を受けてきています。

医師から宣告を受けたら、手術、化学療法という治療法が組み立てられて、即座に実行されていきます。その時点で「NO」と言える人はごく僅かでしょう。そして、本物のガンであったら「治療の甲斐もなく」といった理由で命を落としていきます。

ガンが見つかっても、そんなに急いで間違った治療をする必要はありません。そのままにしていても、急に命に影響することはありません。但し何の手当もしなければ、やがては大きくなっていくでしょう。そしてそれが人間の生理的に不都合な部分を犯して行けば、命を危険に落としこむことはあるでしょうが、それが一刻を争うものではありません。

ゆっくりと時を掛けて、治すことに心がければ良いのです。一番やってはいけない事、それは、怯えることです。怖くなるから、間違った治療に命を掛けることになるのです。

この方のような例だけではありません。私の幼友達のお父さんが、胃ガンで手術受けましたが、手の施しようがないと開腹した腹部を何もせずにそのまま閉じてしまい「余命幾ばくもないので好きなことをさせて上げて下さい」、と医師に言われて退院してきてしまいました。本人は手術をして悪いところを取ってしまったので、もうすっかり治ったと思っていました。それから15年、83歳まで生きられました。眠るように亡くなっていきました。

人は、病気になります。でもその治す方法はからだの中に備わっています。ただ、それを引き出せないだけのことです。

ガンになってしまっても勇気を出して、本物の治療をしていくことです。臓腑は何一つ欠けてもいけません。他の部位も同じことです。肝臓も腎臓も膵臓も心臓も修理可能なのです。切除することや薬で身体をいじめては駄目なのです。

奇跡が起きたわけではありません。正しい治療法を用いただけのことなのです。

2014年2月19日