膠原病(こうげんびょう)
 

 歌手の八代亜紀さんが2023/12/30が亡くなられた。死因は間質性肺炎だった。それ以前の9月に、膠原病の診断を得て入院していたとのこと。酒の肴の「炙った烏賊」を食べる度に八代さんを思いだすだろう。誠に残念である。
 膠原病の全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、悪性関節リウマチなどの病気を、私は現代医療と異なる方法で治してきた。
 サファリに掲載されていた膠原病の解説を原文の記事のままあげてみよう。
 膠原病(こうげんびょう)とは、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が共通してみられます。 女性に多く見られる病気で、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称で、比較的若い女性の不明熱(原因不明の発熱)として発見されることが多いです。 SLEやリウマチなど数種類の病気が含まれています。
 八代さんは2023年9月、膠原病(こうげんびょう)を患っていることを公表しましたが、 膠原病とはどんな病気なのか、名古屋掖済会病院・膠原病リウマチ内科の田口雄一郎部長が答えている記事によると。
「体には免疫があり、外から入るウイルスなどを「敵」として認識して自分の体とを区別して退治しますが、この区別が曖昧になって自分の体も攻撃してしまう病気を総称して「膠原病」と呼びます」
 また、八代亜紀さんが発症したのは「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」で、肩や二の腕、太ももなどの筋肉や指先や肘・ひざの皮膚が炎症を起こす疾患で、空咳や呼吸苦といった肺の症状も出ることがある。 この病気は急速に進行する上、治療も効きにくく、八代さんも発症した「間質性肺炎」を合併しやすい。といっている。
 なるほど、このように考えていたのか!!これでは膠原病は治せない。現代医療に於ける膠原病の治療は対症療法と言っているが、実際に行われているのは、炎症や痛みを取る対処療法である。一時的である対処療法を続けても薬の効果が切れれば、元の同じ状態に戻ってしまう。むしろそれを続ければより重篤になってしまう。治すこととは程遠い治療である。原因を取り除く根本治療を行えば、炎症や痛みは日を追って改善されていくものである。

 「どうしてこう難しく考えるのだろう」と、西洋医学の考え方を見るたびに思わざるを得ない。最初の考え方のスタートから「自分の身体を攻撃する」と難しく考える。症状を見た目で単純発想するから自分を攻撃しているように見えてしまうのだろう。
 日本の医師の数は2022年の統計で339.623人。内女性は77,546人である。これらの人達が同じような考えで病気に接しているのかと思うと不気味でさえある。そこで行われたことは間違っている治療法でも、それを指摘する人は誰もいない。完全に一つの方向にマインドコントロールされている世界である。

免疫とは
 免疫をサファリで引いてみると、こう出ていた。
 からだの外部からの侵入者(しんにゅうしゃ)である抗原(こうげん)〈細菌(さいきん)やウイルスなど〉に対して免疫細胞(さいぼう)などが「自分」と「自分でないもの」を識別(しきべつ)して、からだを守るしくみをいいます。
 これが、免疫の定義である。
 その定義を崩して、自己の体を攻撃する変える。矛盾した理論である。そのようなことが本当に起きるなら?新しいネーミングをするべきである。無理矢理、矛盾した理論つけて病気に対処する。全く都合の良い解釈である。誰もが治せないから、自分が治せなくてもヤブ医者とは避難されない。安全地帯である。

M M S理論で膠原病を解説
 炎症は何故が起きるのか?多くの医師も知らない。炎症を抑える薬を飲ませるだけである。
 人体を16、7秒かけて全身に血液は循環している。ところが、一部の血管を押し潰して流れを止めても、そこにも心臓から送り出した血液は流れ続けていく。その部分の血管は膨張して太くなる。動脈から流れていった血液は温度が高いためにその部位は熱くなり腫れてくる。これが炎症である。そして、太くなった血管は、隣り合わせている痛感神経を圧迫し痛みを作る。これが炎症と痛みの関係である。
 血管を押し潰している筋肉を解し、血液が流れるようにさえなれば炎症と痛みは消えていく。
膠原繊維とその役割

 これも現代医学の見解を挙げてみよう。
 生体中で結合組織の強度を与えるほかに、胚発生などにおける細胞の運動や形態形成にも重要な役割をはたしている。
 これも難しい文章である。胚細胞については私には理解できないので意見述べることはできないが、要するに、全ての筋肉同士を繋げている繊維が膠原繊維である。
 筋肉が何かの働きを成そうとするとき、一つの筋肉の力では不足が起きる時に、他の筋肉が手助けをする。その連結をつくるのが膠原繊維である。その行為が連続して行われたり、必要以上に力が加えられた時、膠原繊維は硬く固まってしまう。そのようなことで筋肉量の少ない女子はこの状態に陥り易い。
 この状態は触れてみると筋張っているので注意深く観察すれば分かる。膠原繊維は伸びることをせず専ら収縮する。放っておけばますます硬く固まってしまう。このようになった時、目的の力を発揮することが出来なくなり、多数の筋肉の応援が必要となる、それが固まってしまうと、他の筋肉の力を借りざるを得なくなり、膠原繊維が働きそれを補っていく。それが繰り返えされると硬く固まった膠原繊維の範囲が広がっていく。
 私が前述した筋肉とは骨格筋だけではなく、心臓や肺、臓器、消化器系、血管や皮膚も含んだものである。それらの筋肉を固まった膠原繊維で覆われてしまう。これが膠原病である。膠原病だけではなく、凡ゆる病気も膠原繊維の影響によるものが多い。

解決策
 膠原病だけではなく、膠原繊維が原因でつくられている病気も、硬く固まった膠原繊維を軟らかく解す手法があれば、治癒させることは難しくない。程度によって治癒させるに時間に違いがあるだけである。
 前述した病気だけではなく、強皮症やリウマチまたSAPOH症候群、ALSなどを同じ方法で治癒させてきた経験から難病と言われている病気も充分に治せる病気なのである。冒頭の現代医学の理論では永久に治癒させることができないだろう。

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