コロナウイルスにワクチンは効かない?

未だ新型コロナウィルスCOVID-19は終息をみていない。感染症の専門家や医学者がこぞって「ワクチンの開発を待つ」と言っているが、この他に感染症を防ぐ道は無いと思っているのだろうか?

専門家の言うことを鵜呑みにして、多くの人々がワクチンの早期完成を持ち望んでいるが、果たしてそれが有効に働くものだろうか?私は疑問を持たざるを得ない。

有効な薬が開発されれば確かに多くの人々が救われれることは間違いのないことだろうが、それが成ったとき、最大のベネフィットは、大騒ぎやヒステリックになる人はいなくなることだ。

毎年多くの感染者数を出しているインフルエンザ。昨年の感染者が10000人だという。COVID-19が台頭したせいかいつもより少ない数値に収まっている。だが死亡者数は3000人。感染者の30%の人たちが亡くなっている。

COVID-19の現在(5/20)の感染者数が16395人、死亡者数は773人。死亡者数を感染者数で除してみれば4.71%、インフルエンザと比較にならない低い数字である。

ワクチンという薬が開発されて皆さんが安心し話題にもならないものの方が、圧倒的脅威の存在ではないのか。

メディアや専門家、政府や行政が悪戯に騒ぎ、人々を不安に落とし込んでいるとしか思えない。また、大変な思いをしているという医療従事者は適切な治療を施しているのだろうか?患者を単に病室に隔離し経過観察しているだけに過ぎないという話も聞く。呼吸困難になれば人工呼吸器を使ってICUで寝かしているだけの対症療法ではないのか。

こんなことで日本の経済は破綻しかけている。それで多くの人たちが職を失い困窮している。政府は助成金を出しますというが、一人当たり10万円や昨年より50%売り上げを落ちた事業者に最高200万円の助成金を出すと言っているが、ある程度の規模を持った事業者には一桁も二桁も違う金額である。それより1日でも早く緊急事態宣言を解くべきだ。

しかし、この緊急事態宣言を解くには、しっかりとした医療が必要である。まず間違った医療を止めて、感染症を断ち切る医療を導入しなくてはいけない。

その説明をする前に、今騒がれている免疫や抗体、ワクチンについて正しい知識を知っていただく必要があるようだ。

免疫と抗体

免疫とは、一度感染すると、体に入ってきた病原菌などの異物を体が覚えていて、同じ病原菌や異物が入ってきたとき、更に侵攻しないようにブロックする働きのことを免疫といっている。そしてブロックする役目をするものが抗体と定義付けられた。

ワクチンとは

ワクチンは、病気の病原体でつくった薬剤を体の中にいれ、人工的にごく軽く病気の状態にさせ抗体をつくらせるものであるが、インフルエンザウイルスやコロナウイルスのように常に変異していくものや、抗体より強烈なものに対して有効であるとは言えない。

*ウイルスは変異するという。ウイルスには細胞がないから人間の筋肉細胞に寄生して増えていく。故にその寄生する筋肉細胞細胞の違いで変異が起きていくのだ。

抗体検査とは

「抗体検査」は、被検者の血液(全血や血漿、血清)の中に、新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べるための検査だ。抗体とは、ウイルスや細菌、がん細胞などの異物に対して免疫が応答し、体内で産生される蛋白質のことで、ウイルスや細菌、がん細胞に結合する特徴を持つ。抗体には幾つかタイプがあるが、一般的に抗体検査では、ウイルスや細菌の感染初期に増えてきて、回復後に減っていくIgMと、IgMに若干遅れて増えてきて、比較的長期にわたって免疫に記憶されるIgGを測定・検出する。

つまり、ウイルスや細菌の存在そのものではなく、それらに応答した結果である、抗体の存在の有無を調べる検査だ。(日経バイオテクから引用)

さてここで、免疫や抗体、ワクチンについて説明したが、これは血液のある体の内部での話である。

感染症の場合は、喉から肛門までに至るパイプ状の空間に起きる病気である。私の理論である。このことを証明するように、血液や尿にはコロナウイルスは存在しかったというデータを、アメリカの医療研究機関JAMAが発表している。このことは前コラムで書いた。(詳しく知りたい方はそれを参照してください)

ワクチンは皮下注射で血液の中に運ばれる。ワクチンでつくる抗体は血液がなくてはつくれないから当然だろう。でも、実際病気の起こっているのは外部空間(鼻から肛門)血液は流れていない。どうやって感染症の起きている部位にワクチンが運ばれるというのだ。これでワクチンに効果があるとは思えない。

昨年30%の死亡者を出したインフルエンザ。助かった70%の人たち。その人たちワクチンで治ったとは考えにくい。体力があり自己治癒力が発揮できた人が治った。これが正解だろう。

現在騒がれている抗体検査。人々が待ち望んでいるワクチン。どう見ても適切な検査や治療とはいえない。

抗体は鼻や喉の粘液にもつくられる

抗体は血液が無いとつくられないのか?「いえいえそうではない」と西洋医学ではいっている。血液は無くても鼻や喉にある粘液にはIgA抗体というものがつくられる。と、いう。

でも分泌腺が詰まって粘液が出ていなければ抗体はつくられないことになる。西洋医学は常に粘液はあるという仮定から考えているようだ。正常な体のシステムを働かすにはどうするか?は、考えていないようだ。

ワクチンの効果は5ヶ月間

ワクチンがつくる抗体は5ヶ月程度で無くなっていくという。これでは年に二回以上打たなくてはいけなくなる。ワクチンをつくるとき、ウイルスをバラバラにし、HAタンパクだけを取り出してホルマリンに漬けたものが利用される。これは実際のウイルスではなくなっている。それでつくったワクチンに効果がありますか?

それより実際に感染し抗体なるものをつくった方が効果があると思わないだろうか?

感染したときのウイルスは生ウイルスである。本生だ。ウイルスの情報の全てが筋肉細胞に記憶されていく。この状態で治れば後にはこの手の感染症には罹らなくなる。(これを医学界では抗体といっている)これなら一度感染した方が良いという考え方もできる。でも、重篤になれば肺炎などを引き起こしてしまうので早期に感染を止めることのできる治療が必要だ。と、いう条件付きだ。

前のコラムに書き残したことだが、正常な筋肉細胞を持っていれば、病気の全ての情報を筋肉細胞が記憶してくれる。そして、病気にかかったとき、その情報が脳に送られる。治す方法や対処方法を記憶している脳は、病気の起こっている部位の筋肉細胞にその命令を発信する。それを受け取った筋肉細胞は指令に基づいて適切な処理をしていく。このような体の仕組みを、人間を創った創造主は組み込んでいると考えている。これを私は「自己治癒力」と名付けた。

確かに、血液のある部位では、抗体が異物を包み込んで処理をしていっている。しかし、血液の通っていない部位で同じことが起きているのだろうか?それを同じ抗体と言っては誤解を生じるのではないだろうか。

筋肉を知る

西洋医学は筋肉を無視している。医学者も医師も筋肉については無知である。人間の体を構成しているのは、骨と筋肉と水(血液や分泌物等々)である。創造主はシンプルに人間を創っているのだ。もう少し筋肉にめを向けてくれれば感染症を含めた様々な病気の原因が解ってくるはずだ。

感染症の予防と対処に仕方

感染症に罹らないため方法論を何回か説いてきた。筋肉を固めないようにし、鼻詰まりを治し、首を柔らかくし、鼻や喉を正常にし、体を疲れさせないことだ。そうすれば自己治癒力が高まり感染を防ぐことができる。

もし感染して、発熱、寒気、頭痛や倦怠感が出てきたら、直ぐに温かくして寝てしまうこと。病院などに行っている時ではない。

掛け布団や毛布を掛け、肩や首に隙間を作らないようにして出来るだけ動かないでいると汗が出てくる。また、心臓を上にして温かくしていると自己治癒力が出てくる。そうして1時間もするとびっしょりと汗をかく、下着が濡れてきたら起きて乾いたタオルでよく拭き着替える。それで普通は熱が下がり倦怠感も取れてくる。その後は温かくして寝ていることが必要だ。ダメならそれを何回か繰り返すと感染が解かれ治っていく。

風邪にかかると普通は熱が出る。「この熱は病原菌をやっつけてくれるものだから無理やり熱をさましてはいけない」と、分かった風なことをいう医師がいる。

これは間違っている。熱が出ていれば平熱にするのが正しい。しかし、氷で冷やしたり、解熱剤で熱を下げるというのは、筋肉細胞を硬くしてしまうので良くない。そして解熱剤で熱を下げ、仕事をしたり遊んだりすれば病気を助長させ拗らせ重篤にしていってしまう。

メディアのあおりかも知れないが、世間では、COVID-19の感染予防にマスク着用、手洗い消毒に夢中になっているが、私は、マスクや手洗い、うがいの反対論者である。うがいは、せっかく喉に着いている粘液を洗い流してしまう。マスクをすると息苦しく勢いつけて息を吸わなくてはいけなくなる。吸引力が増し周りに散っているウイルスを余計に吸い込んでしまう。手には多少の雑菌が着いていた方が良い。ウイルスに抵抗できるし、手からウイルスは体の中に入ってこない。かと言って不清潔はよくないが、石鹸で洗うくらいでアルコールで洗う必要はないだろうと思う。

令和2年5月23日

眞々田昭司