コロナウイルスの症状を消すには
コロナウイルスの症状で味覚障害、臭覚障害が出たことで新たに世間が騒がしくなっている。
今回のコロナウイルスによると言われているすべての症状は、コロナウィルスがつくっているのでなく、ウイルスによって刺激された筋肉が反応し自ら固まりそれによって種々の症状が出てくる。このことは先のコラム(ビクビクするなコロナウイルス)で書いているが、中々皆さんには解ってもらえない。
コロナウイルスを尤もらしく語っている人たちの一人でも私の意見に耳を傾けてくれたら、コロナウイルス騒動を早く終息させることができるのだが。
何故様々な症状が出るのか
人は、外部から何らかの刺激を受けると、それに対して守ろうとする働きが起きる。亀は敵が襲ってくれば硬い甲羅の中に首を竦めて身を守り、ハリネズミは針を立てて丸くなって身を守る。
人はどうするかと言うと、筋肉を緊張させ硬くして身を守ろうとする。本能の働きと言っても良いが、後の訓練次第でそれは変化する。
筋肉の度合いは人によって違う
筋肉の緊張の度合いは人によって変わってくる。筋肉が固まっている人、筋肉に炎症を起こしている人が刺激を受けたとき、正常な筋肉の状態に比して異常な反応を起こし緊張する。その緊張が持続したとき筋肉が固まってしまう。通常、人の筋肉は固まっても自然と解れてくるが、異常な緊張状態で作った筋肉は解れなくたってしまう。これがコリであるが、コリがある症状をつくる部位に出来ると、様々な症状をつくりだす。詳しくは私の著書「MMS」を参照してもらいたい。
筋肉のコリと症状
筋肉のコリは、血行障害、神経障害、内分泌障害を作っていく。鼻腔にコリをつくった場合、内分泌障害を起こして鼻腔の粘膜が乾く。乾いた鼻腔にバクテリアやウイルスが侵入してくると容易に鼻腔壁に取り付いてしまう。バクテリアやウイルスには刺があってその刺によって鼻腔壁が刺激されると、筋肉が反応して筋肉が緊張し固まってくる。すると鼻水やクシャミが出てくる。
さらにバクテリアやウイルスが喉に入ってきたとき、そこも内分泌障害をつくっていれば、鼻腔と同じような反応を起こして固まり咳が出てくる。
首筋の中間(胸鎖乳突筋の喉側)まできたらどうなるか?発熱や頭痛がつくられる。
さらに気道から気管支にバクテリアやウイルスに侵入されると呼吸器障害や肺炎を起こしていく。
これらは全て自己の異常反応からつくられていく。
この理論を基に各部位の筋肉のコリを取っていくと、嘘のように症状は消えていく。肺炎になっても、胸筋、肋間筋、肺の筋肉のコリを取っていくと肺炎は治っていく。(但し指圧やマッサージのようなものでは無理である。)
味覚障害
それでは味覚障害をつくっているコリは何処だろうか?胸鎖乳突筋の停止部分、顎下の筋肉の部分である。そこを解すと味覚障害が取れていく。
臭覚障害
臭覚障害は、胸鎖乳突筋の停止、耳下の部分、鼻筋、そして鼻の両側に沿ってある上唇鼻翼挙筋のコリが原因で、これらの筋肉のコリを取っていけば味覚障害は無くなっていく。
感染したと症状が出て来なければ問題はない。それで治れば抗体がつくられていく。
是非私の意見に耳を傾けてもらいたいものである。
令和2年3月30日
眞々田昭司