ビクビクするな新型コロナウイルス

 

連日、新型コロナウイルスの話題しきりである。メディアでは、既に顔馴染みになったコメンテーターがよく分かっていない事で煽り立てている。その煽りを受けて、「マスクをしていない人が咳をした」と電車の非常停止ボタンを押した人がいて電車を一時的に止めてしまったというニュースまで作りだしている。

クルーズ船の乗客や乗員を早く検疫して、陰性か陽性かとグリーンゾーンとレッドゾーンに分けていなかったから罹患者が増えた。と感染症のプロという人が主張していた。

しかし、3700人を即座にグリーンゾーンとレッドゾーンに分けることが可能だったのか?苦労して分けたとしても時間が経ったらグリーンにいた人が陽性に変わったら、すぐにグリーンゾーンがレッドゾーンになってしまう。そう思うのだが。

感染元の国から来る人に早く渡航制限をかけていたらこんなに罹患者はなかった。と政府批判をしている人達が多い。その人達に問いたい。渡航制限をした後のリスクは考慮したのだろうかと?

 

ここのところのメディアの報道に出ている感染症の専門家の意見を聞いていると、この人達「本当に専門家なの」と疑わずにいられない。彼らの決まり文句は「マスクをしろ、手洗いをしろ、人のいっぱいいる所には行かないようにする」等々のことばかり。

病気を予防する、治していく。これを優先すべきだが、まだワクチンが開発されていないから無理だという。でもこれは、ワクチンでウイルスをやっつけるという発想で考えるからだ。

何故、コロナウイルスの感染が各種の症状や肺炎を起こすのか?これを最初に突き止めなければいけない。コロナウイルスが肺を蝕んでいくとでもいうのか?コロナウイルスは病気を作り出す起因であるが原因ではない。

西洋医学は原因を掴むことをしない。出ている結果に対応する対症療法である。コロナウイルスが人間に入ってきて何をするのか?これを知らなくては何もできない。

コロナウイルスがいるだけで病気になるなら、陽性の人に接触した人全員が罹っていても不思議ではない。インフルエンザにしても罹る人と罹らない人の差は何なのかを知っている専門家がいるのだろうか?「罹らなかった人は免疫力があったからだ」と言うが、ばかも休み休み言えと言いたい。これを知らずにインフルエンザもコロナウイルス肺炎も治すことができない。

そして、陽性か陰性かの検査をしても、予防することや治すことに繋がらないのでは意味はない。ウイルスに感染したことを想定してそれに対応する方法を身につけるべきだ。

感染症に本当にかからないようにするための方法が、マスクや手洗いではどうしようもない。

これまで観たメディアのコメンテーターの誰一人として、ウィルスに感染した後の症状についての原因について語った人はいない。本人もどうしていいのか解らないから最悪のことを口走り人々の不安を掻き立てている。専門家なら、感染症を治す方法をぜひ声高に語ってもらいたいものだ。

「お前こそ解っているのか」と言われる前に、私の感染症対策を述べていこうと思う。信じる信じないは読者の自由。ノアの方舟に乗るか乗らないもあなたの自由だ。

ウィルスはごく小さい。10-9乗メートル、つまり1億分の1ミリである。ウィルスをテニスボールの大きさに例えると、マスクの網目は3メーター角、これではマスクでウイルスをカットすることはできない。

硬くなって緊張した筋肉は、刺激に対して緊張しさらに硬くなっていく。

鼻からはじまって口、気道、食道、胃、小腸、大腸、直腸、肛門とこれは1本のパイプ状になっている。途中に弁などがあるが、外気と繋がっている。血液が循環している細胞のある内部空間とは別空間である。前述した免疫はこの内部空間でのこと、外部空間には血液がないから、いくら免疫力があっても外部空間にいるウイルスにc93f6ca7-2a9a-4642-8947-a0764a44e98cは対抗できない。

風邪やインフルエンザ菌は、この外部空間に侵入してきていろいろな症状を作る起因であるが、ウイルスが直接、頭痛、発熱、咳、嘔吐などと、そんな器用なことをするわけではない。この症状を作っているのはあなたなのだ。

 くしゃみや鼻水は鼻腔や尾翼を固めると起きる。咳は喉を固めること。頭痛は首筋を固める。発熱も同様。西洋医学に毒されている人は「そんな馬鹿な」と思うかも知れないが、これらの部位の固まりを取っていくと症状は消えていく。)

まず鼻からすぐに鼻腔と言う空間がある。この鼻腔は常に湿潤な状態で保たれて、そこに常在菌がいて、細菌やウイルスなどからデフェンスしている。しかし、鼻や鼻道などの筋肉を固めて硬くすると、分泌液が出なくなり乾燥してくる。鼻詰まりという症状も同じである。そこには常在菌が住めなくなり、ウイルスや細菌の侵入を

さらに侵入して、喉辺りの気道(鼻や口から口蓋というところに弁があり、そこまでは気道と食道は一本のパイプで兼用され、弁の先から気道と食道に分かれている)を刺激されると咳が出てくる。嘘だと思うならそこを指で摘んでみればいい、固まっている人は咳が出てくる。

さらに下って気道の壁を刺激されていくとその部位の筋肉が緊張して硬く固まる。すると頭痛が起こる。もっと広範囲になると発熱してくる。さらに下って首の付け根(専門的には胸鎖乳突筋の起始)を刺激され固まると本格的な咳が出てくる。

咳は、全身の筋肉を使って出している。特にみぞおち部分の筋肉を多用した人は腹直筋の上部を固めるため吐き気や嘔吐をつくる。このようなことで風邪やウイルス性のインフルエンザ(コロナウイルスも同様と考えれば良い)の症状をつくっていくのである。

さてここで、固まって緊張していない筋肉だったらどうなるだろか?細菌やウイルスの刺激を受けても筋肉が固まっていないから反応しない。素知らぬ顔でいられる。これなら風邪やインフルエンザには罹からない。つまり全部自分の体で作り出しているのである。

肺炎を考えてみよう。

肺にも無数の毛細血管が張り巡らされ血液が循環されている。これで肺を常に新しいものに交換されている。つまり代謝が行われているわけだ。その毛細血管の周りを、筋肉などによって圧迫されて血液が流れなくなると、代謝がなくなり肺の細胞は古くなって硬くなり老化していく。

そのような状況のところにウイルスが入って刺激されれば肺の筋肉は反応し、さらに緊張して硬くなり炎症を起こしていく。これがウイルス性肺炎である。

肺が正常な状態に有れば、ウイルスが入ってきて刺激しようが肺炎にはならない。老人?や疾患を持った人は肺炎になると言われているのは、老化した肺や疾患によって傷ついた肺の状態にあるからなのだ。

あるメディアのコメンテーターが「免疫力を高めておくことが大事」と言っていた。この人何も解っていない。免疫は血液の問題。血液の通っていない外の空間である気道に免疫は働かない。

(そして、いたずらに免疫を高めれば白血球数が多くなり、白血病になりかねない。免疫力を高めるのではなく、免疫力が働くような環境作りをすることが肝要。つまり各細胞に血液が循環するようにすることが大事なのである。)

さて、では、コロナウイルスから身をまもるにはどうしたら良いのか。懸命な人ならもう気づいているはず。外部空間である鼻や口から始まる一本のパイプの周りの筋肉を固めないこと。特に首のコリを作らない。腹筋を固めない。過労働をして体を披露させない。そこには、寝不足や夜更かしも入る。常に正しい姿勢を作り肩こりや首のコリを作らないようにする。常日頃リラックスした時間を作り、とにかくコリを作らないことに努める。ウイルスに反応してしまう体をつくらないことに尽きるのだ。

また、

「コロナウイルスに罹ったらどうしよう」

「肺炎は怖い。なんとかしてよ」

こんなこと考えでいる人は常にビクビクして緊張している。一番罹り易いタイプと言えるだろう。

目に見えないものに怯えて自分を固めてはいけない。何も解っていない人のいう事に怯えて右往左往これもいけない。泰然自若していることである。それが一番の予防法である。

罹ってしまったら

鼻の筋肉を緩め、耳下のコリをとれば、鼻水が止まりクシャミともなくなる。首の胸鎖乳突筋のコリを取れば、頭痛も発熱もなくなる。咳は、胸鎖乳突筋のコリと起始のコリ、吐き気はみぞおちのコリを取ればなくなる。これらの症状を取ろうと薬を用いるのは最悪。ますます固まってしまう。

コリを取ると考えれば直ぐに指圧やマッサージを考えるだろうがこれは最悪。一般の人が、首のコリを取る方法としては、首をゆっくりと回旋させ、その時に「コリが取れていく」と念じながらやる。この方法がとても有効。

それに胸が苦しいなどの症状を和げる最も良い方法は呼吸法である。呼吸法を普段からやることをお勧めする。健康でいられる。

呼吸法

呼吸は、みぞおちから鎖骨までの胸の呼吸筋を使って行う。

⭕️息を吸う際は、鼻からゆっくりと無理をしない範囲で、胸が上に胸郭が広がるように6~8秒吸っていく。その際お腹は動かしてはいけない。

⭕️軽く1~2秒止める。

⭕️吐く時は、お腹を動かさずに上にあった胸が下に沈むように、そして上顎に舌先を付けて、体の中に吐き込むような感じで6~8秒吐いていく。

吸うときも吐くときも勢いをつけるようなことはしてはいけない。

これが呼吸法。呼吸法を行う際「柔らかくなる柔らかくなる」「元気になる元気になる」と、声を出さずに言いながら行うと効果が倍増する。

腹式呼吸はダメですよ。

症状が出て来たら放っておくと重症化してしまう。早めに症状を取ることが必要である。そして、部屋は時々換気をし、少し温度を高くし湿潤にして暖かくしてゆっくりと休むこと。

ぜひ、コロナウイルスなどに怯えず対処して欲しい。

2020/02/28