ワクチンの副作用を理解していますか?
後期高齢者が終わりかけ、高齢者に移ってきそうだと情報通がわざわざ電話してきた。そろそろわたしの番がやってきそうである。しかし、県や市町村によってそのスピードがまちまちのようだ。
世間では、「わたしは受ける、受けない」と話題しきり。
「先生どうしますか?」と盛んに聞いてくる。ワクチンの話である。
持論的にはワクチンは意味がないと思っているが、この民主主義国家に住まわせてもらっている身とすれば、体制にむやみに喰って掛かる異論文士になろうとは思わない。
海外への渡航。コロナが流行ってからまるっきりご無沙汰しているが、それまでは、年に4,5回は出かけていた。世界同時鎖国制度が始まり、それで行けなり、巳を持て余した時期があったが、こう長く続くとそれもどうでも良くなっている。
しかし、世界の鎖国制度が解禁されたとき、ワクチンを打っていないと入国を拒否されるという話もあるので、打つべきという選択も捨ててはいない。
このワクチンを打つと、頭痛、発熱、筋肉痛、味覚障害などのいろいろな副作用が出ているようだ。
ワクチンを接種したある医療従事者の人たちの8割近い人たちがこの副作用に悩まされているという話がある。その他の摂取した後期高齢者の人たちに聞くと「全然無かった、少しあった」と、いろいろである。
この後遺症はある意味当然と言えば当然の話なのだが、医療関係者の人たちから、なぜこんな後遺症が出るかの説明が全くないから、多くの人たちが不安になる。しかし、よく考えてみると、医療関係者自身が解っていない、理解していないからで、解っていたら当然真っ先に話すことである。
何故後遺症が出るのか?
このコロナワクチンは、皮下に打つこれまでのワクチンと違って筋肉に打つという。これで前述しているような副作用がでるのである。
人間や哺乳類の多くは、外から攻撃を受けたり、刺激を受けたりすると緊張して筋肉を固めてデフェンス(防御)するという本能を持っている。この防御反応は、強く出る人とあまり反応しない人と人それぞれである。この違いは、普段の筋肉の緊張状態の如何で、緊張状態が強い人は反応も大きく強く出て来る。緊張していなければあまり反応しないことになる。それにもう一つは、筋肉に敷設されている神経が、極度の緊張や萎縮された筋肉に圧迫されて麻痺している場合である。
医療従事者の多くが副作用の反応があったが、後期高齢者はさほど無かったということは、失礼な言い方をしなくてはいけないが、後期高齢者は神経が麻痺している人が多く反応しないから比較的にが少ないという結果なのである。
「良いのか?悪いのか?」結論は皆さんに委ねる事にする。
筋肉に注射を打った時に、そこの筋肉は緊張して固まる、普段からの緊張度合いの少ない人は直ぐに解れてくる。しかし、緊張度合いの大きい人はそれが解放されずに固まったままになる。すると、動静脈の血管を押しつぶしその先に流れなくさせてしまう。血液は循環していなければいけないが、一部でせき止められてしまうと流れが止まってしまう。そこに圧力のある動脈から血液が流れ込んで来ると血管は膨れ上がる。膨れ上がった血管が神経を圧迫する。痛みが出てくる。これが炎症。
筋肉に痛みが生じると脳は筋肉の働きを制御してしまう。それで、筋肉は使えなくなり腕が上がらない、横に動かないなどの不自由がでてくる。
それは注射の打った位置によっても変わる。そして、痛みが出て来ると他の部位の緊張を誘いその筋肉は固まっていく。
首筋にそれが起きると、頭痛、発熱が起きる。咬筋や顎関節に起きれば、味覚障害もつくる。
アナフィラキシーショックなどは、普段から緊張状態にある人の罹る病気だが、たまたま打った注射の位置が悪ければショックを引き起こす。
ワクチンが直接悪さをする訳ではなく、注射を打った刺激に反応する人がいろいろは諸症状をつくりだすのである。
副作用をどう消すか?
答えは簡単で、延焼したり固まったりした部位を解してしまえば解決するのだが、これは薬では解れない。ましてや揉んだり指圧したりすれば逆効果である。MMS技法を用いれば簡単な事だ。
頭痛や発熱したら、暖かくして寝る。そして大汗をかく。汗が出たらしばらく我慢をして、乾燥したタオルで良く汗を拭き取り着替えをする。それでも熱が冷めなければ、それを何回か繰り返せば、やがて熱も下がり、頭痛もなくなるはずだ。注射を打った腕の痛みも消えるはずである。
ただし、コロナワクチンを打つことは、体の内部にコロナに感染したような疑似体験が起き、それで体が反応して抗体をつくる訳だから、少し調子が悪くなるのは仕方が無いと考えるべきである。
リスクをいろいろと混同して考えるべきではない。わたしが打つのを止めようかと思うのは、ワクチンに対しての考え方の違いがあるからで、怖いから止めようというものではない。
しかしそれにしても、ワクチンで予防するというのではなく、「病気を治す」という方向に目を向けた医療にして欲しい。
何事もワクチン頼みではなんとも芸のない話である。
令和3年5月28日(金)
眞々田昭司