乳ガンはこうしてつくられる

 

ガンは、外部から侵入するものによってつくられるものではありません。自分自らつくっていくものです。

現在進行形ですが、多くの乳ガンになった人たちをみてきました。その人たち全員に言えることは、肩が凝り首が固まっています。

乳ガンの原因は「ひょっとしたら」肩コリや首のコリにあるのではないか?この疑問を持ったのは20年も前になります。それまで患部を解す事に集中していたのですが、その時の患者さんに肩コリの痛みを訴えられ、放って置けず肩コリを解しました。肩コリを解した後、乳房とガン患部に触れると柔らかくなっていました。正にこの時、乳ガンの原因を発見したのです。

その後はまず肩コリを解す事を優先していきました。硬くなっている乳輪やガン腫瘍、リンパ節も、肩コリや首のコリを取り、気を当てていくと柔らかくなり小さくなってきます。それを繰り返す事でガンは消滅していきます。硬くなったリンパ腫も柔らかくなり溶けてきます。

以上の様な経験を通して、乳ガンの原因は肩コリや首のコリにある事が解ってきました。

 

では何故肩コリや首のコリが乳ガンをつくって行くのか?説明していきましょう。

 

心臓から左右1本ずつ動脈が上に向かって伸びています。その動脈は頭部に向かう総頸動脈と腕に向かう上腕動脈に分岐しています。そして、上腕動脈から枝分かれして心臓側を通る内胸動脈と外側を通る外側胸動脈の2本が乳房へ血液を運んでいきます。内胸動脈の起始部分は胸鎖乳突筋の起始部に当たり、外側胸動脈の起始部は棘上筋の部分になります。

首の胸鎖乳突筋の起始部にコリをつくると、内胸動脈を圧迫し動脈を潰したり細くしたりします。また、肩コリの棘上筋のコリも、外側胸動脈を同じようにします。その事によって血流が悪くなり乳房へ流れていく細い血管には血液が流れにくくなります。

血流不足が乳房の一部に生じた時、その部分は代謝が衰え、細胞が老化して飢餓細胞がつくられていきます。飢餓細胞の一部はガン細胞をつくり、それが時間を掛けて大きくなっていくと考えられます。

 

硬くなっている乳房も、肩コリや首のコリを取って血流を良くしていくと柔らかくなっていきます。そしてガン細胞も柔らかくなり縮小していきます。それを続けていけばやがて消えていきます。

しかしそう上手くいくとは限りません。本人の日常の行動や姿勢が悪ければ、また肩コリや首コリがつくられ元の状態に戻ってしまいます。治癒のポイントはこの点に掛かっています。

 

食事療法は有効か

食事療法を説く人がいます。しかし、残念ながら食事療法だけでガンを治していくというのは難しいでしょう。食べたものが固まった筋肉を解していくというのなら別ですが、そのような物は存在しません。食事療法信奉者はこの事を知るべきです。

それでは、「食事療法は役に立たないの」そのような事はありません。良い食事は、良い血液をつくり全体の筋肉を柔軟にしていく事なので、時間を掛けた療養には効果があると思います。(人の弱みにつけ込み、何の効果もない高価なサプリメントを購入して、騙されている人たちの為に書きました)

よくガンになると玄米食にして雑穀を摂るなどの食事療法を薦めているものもありますが、私はこれらに異を唱えます。何故なら玄米食などは普通の白米に比べると非常に消化がh悪いからです。消化が悪いと、食べ物から栄養素を吸収した後大腸に入って有機化して便になって排泄されるまでに長時間を要します。排泄されるべき汚れたものが長時間腸に留まる為に、腸壁を汚し、腸は硬くなり血行が悪くなり代謝が衰え老化してしまいます。また、消化をする為には酵素が必要となってきますが、消化の悪いものを食べれば酵素を沢山使うことになり、相当のエネルギーを要します。その分体に負担が掛かってきます。

酵素は無限につくれるものではありません。大事にしなくてはいけません。消化吸収の良いものを摂取していくのが良い食事療法と言えるでしょう。 因みに、フルーツや生野菜などは、自ら消化していきます。大事な酵素を使わなくて済むので有効な食事と言えます。

 

乳ガンの予防

肩コリや首のコリをつくらなければ、乳ガンになるリスクを極端に減らす事ができます。

肩コリ首コリをつくるのは、普段の姿勢や物理的な緊張と精神的な緊張です。また、油っぽいものや肉や乳製品を多く摂っていくと血液が濁り血行不良を起こしやすくなります。

 

「早期発見して早く治療すれば治る」と言うのが西洋医学のキャッチフレーズです。しかし、その謳い文句によって、抗ガン剤、手術、放射線と言った治療でどれだけの人が人生を早めてしまったでしょうか?しかも苦しみながらの終焉です。

医師に「放って置いたら大変な事になりますよ」と脅されて治療した結果、不幸な事になっているケースが後を絶ちません。

左の写真は、ガンで大きくなった右乳房です。小さなシコリを発見して18年も経っています。この様な状態になっても元気。勿論転移などもしていません。「生活には何の差し障りもないのですが、ただ少し重いので肩が凝りやすいのよ」と、本人は言っていました。

「ガンが見つかった」大慌てで、手術、抗ガン剤と急いで治療を受けて急死している人が沢山います。18年放って置いても平気でいる人もいるのです。慌てる事はありません。ゆっくりと治していけば良いのです。

大事な事は普段から自分の胸をチェックしておくことでしょう。正常な乳房は柔らかいものです。「私のおっぱいはプリプリして」というのは良いとしても硬いのは良くありません。常にチェックすることを忘れないことです。

解らないこと相談したいことがございましたらメールでご連絡ください。メールアドレスはmms-clinic.comのホームページに記載してあります。

 

次回は大腸がんについて述べていきます。