医療崩壊?阻止するに

 

「このまま進むと医療崩壊になりかねない」連日メディアからこの言葉を聞く。そもそも医療崩壊とは何なのか?

今回のコロナウイルスの場合、入院患者数に対してベッドが足りない。医療従事者が不足した。この場合を「医療崩壊」と言っている。それが限界にきていると言うのだ。

医療崩壊とはただそれだけのことだろうか?メディアに出演している専門家。皆さん医療界の結構な位置にいる人たちだ。

その専門家の人たちから聞く言葉は、不要不急に外に出るな。マスクをしろ。手洗いをしろ。こんな話ばかりである。これが本当に感染を防ぐことなのか?防いでいればこんなに多くの感染者は出なかった。

そして、感染症の専門家の人たちから「こうすれば感染を防げる」と言った具体的な策は聞けない。そもそも医療崩壊をつくる最大の要因は「病気を治せない」と言うところにある。

感染者を即治し退院させていれば、「ベッド数が足らない」「医療スタッフが足りない」と言うことはない。治せない医療は手間がかかる。定時にきて体温だけを測っていく人は必要ない。

メディアで語る専門家が「予防できない」「ワキチンがないから治すことができない」と、こぞって言っているのを聞くと、あなた方専門家や医療従事者は、研究者が早く薬の開発をしてくれるのを待つだけの存在なのですか?と言いたくなる。

コロナウイルスが鼻や口から侵入して感染して感染者となる。そこから治療が始まる。医療はそこから先の感染を阻止してしなくてはいけない。しかし、その方法が解らないようだ。ただ寝かせて体温を測っていても感染は進んでいく。

まず、患者さんを安静にして発熱を下げること。それには何故発熱するのかの原因を知ること。ウイルスが入ったから発熱したでは原因を知ったとは言えない。ウイルスの侵入によって過敏反応を起こして自らの身体を固めていくことによって発熱してくるのだ。ウイルスと発熱の因果関係をしっかりと掴むことが必要だ。

そして固まっている発熱の原因部位である胸鎖乳突筋のコリを取れば熱は引いてくる。発熱を下げるためのアイシングや投薬はかえって身体を硬くしてしまう。

これを早急に行っていかないと感染が肺にまで広がってしまう。呼吸困難起こした時点で、首は極度にかたまり、胸鎖乳突筋の起始部分や心窩部は硬く固まっている。これで呼吸困難を引き起こすのだ。この状態のまま無理やり呼吸していけば肺炎になってしまう。

ここで現代医療では人工呼吸器を使って空気を肺に送り込むことをする。しかし、この方法では呼吸困難を引き起こしている原因部位を正してはいないので、呼吸困難は続いていく。ただ、息苦しさから開放されて力が抜けていけば、体力的に自己治癒力のある人は呼吸困難を作っている固まった原因部位を緩めることができ回復に向かっていく人もいる。

肺炎を治すには、胸鎖乳突筋とその起始部分を解し、心窩部と、胸筋、肋間筋を解していく。

これで呼吸がスムースにできるようになってくる。そして、肺炎を起こしている部位に気を送って解していけば肺炎は治っていく。筆者は、何例も急性肺炎を治している。

現代医療では、発熱したら氷で冷やす方法をとる。熱いものを冷たいもので冷やすという単純発想。ウイルスによる発熱は、胸鎖乳突筋のコリを取ってやることで直ぐに下がってくる。それを、氷で冷やしたら頸筋は更に硬く固まり、病気はより重篤になってしまう。せめて発熱の段階でウイルスの侵入を阻止しなくてはいけない。ここでデフェンスできれば肺炎になることはない。それはさほど難しいことではないのだが。

現代医療の従事者に言いたい。特に頭の固い人に。ウイルスをワクチンでやっつけるという発想を捨てることだ。もっと簡単なことで解決できるのである。

このコラムを読んでくれている水平思考のできる医療従事者がいたら連絡して欲しい。詳しく説明し、その実技を紹介することは吝かではない。

令和2年月7日

眞々田昭司