白内障に新発見

 

白内障について新たな発見があった。これまで完治させるまでにはかなりの時間を要していたが、原因を確定し具体的につっこんだ施術をすることで、治療に費やす時間が短縮された。

病気を治すには原因をはっきりさせる事である。原因不明のまま治療するというのはあまりにも無謀であり危険でもある。

将来の医学の道標を建てる意味で、新たな発見を含めた白内障の原因について述べていく。

まず西洋医学ではどのような見解を持っているのかを、インターネットで調べたサンテン製薬のホームページから引用してみたいと思う。

 

白内障の種類と原因

水晶体は主にたんぱく質と水でできています。たんぱく質は、加齢や、長年にわたる紫外線曝露など、さまざまな影響を受けて、だんだんと変化し白く濁ります。その結果、水晶体全体が濁り、視力の低下を招くことになります。

白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。個人差がありますが、誰でも年をとるにつれ、水晶体は濁ってきます。加齢性白内障は一種の老化現象ですから、高年齢の人ほど多く発症します。

白内障の種類 原因

加齢性白内障

加齢

全身疾患に合併する白内障

アトピー性皮膚炎、糖尿病 など

先天性白内障

風疹 など

外傷性白内障

目のけが など

併発白内障

ぶどう膜炎 など

その他

放射線、薬剤(ステロイド剤)

以上であるが、これは、白内障になった人たちを調べていったらこう言う結果になったという統計である。これらが原因だろうか?とても原因であるとは思えない。

例えば、加齢が原因というなら、加齢がどのような経緯を経て水晶体を白く濁らせていくかを示さなければいけない。それが示されていれば原因と言える。しかしこれは「年をとったらこうなりますよ」と、いう統計的結果でしかない。

その他の全身疾患に合併する白内障なども、どうして白内障になってしまうのかは何も述べられていない。また、この引用したものではないが、眼圧も高くなると述べて ものがあるが、何故眼圧が高くなるのかについては述べられていない。不明なのか?

西洋医学が述べている「病気の原因」は全ては西洋医学はこのようなもので、こういうのは原因とは言わない。西洋医学は「原因」という言葉を間違って捉えていないだろうか?

白内障の原因と治療

白内障とは、水晶体に白い膜ができて瞳を覆ってしまい、見えなくなってしまうもので、病気というか現象である。

これが何故起こりうるのか?

人の全ての細胞は、栄養を吸収して成り立っている。その栄養源は血液である。当然目の水晶体にもその栄養が必要であるが、水晶体には血管が通っていない。もし通っていたら細かい格子を通して見るようなものでとても見えにくいものになってしまう。そこで水晶体には「眼房水」という透き通った栄養水が流れている。

%e7%9b%ae%e3%81%ae%e7%94%bb%e5%83%8fこの眼房水は、上眼瞼の涙線でつくられ涙小菅に向かって流れていく。そして一部は蒸発してなくなり一部は涙小管(隅角)から鼻涙管から鼻腔に流れて鼻水と一緒になる。

涙の成分は、血液の液体成分と似ているが、タンパク質の含量は少ない。白内障の白い膜はこのタンパク質が固まったものである。

では何故固まってしまうのか?涙線でつくられた眼房水が涙小菅から鼻涙管にスムースに流れていればタンパク質が固まって白く濁り膜をつくり白内障になることはないが、隅角や上唇鼻翼挙筋(鼻筋に沿って鼻の両側にある筋肉で上唇を動かす筋肉  )の筋肉を固めると、涙点や鼻涙管を圧迫し流れを悪くする。

これを川の流れに例えれば、本流である鼻涙管をせき止めると流れが悪くなる。すると上眼瞼から流れ出た眼房水の流れも停滞し、養分の入ったタンパク質が固まり始める。その状態が長期間続くと白い膜状のものがつくられていく。これが白内障である。

原因は、隅角の筋肉のコリ、上唇鼻翼挙筋のコリが原因である。この二つの筋肉のコリを取り、水晶体にくっついている膜を剥がすようにしてあげれば、白い膜は鼻の方向に流れていき消えていく。

この方法で施術した結果、12時間以上も要していた施術時間を2時間程度に短縮できた。人によって時間差が出ると思うが、大幅に短縮できていくことは確かである。

アトピー性皮膚炎や糖尿病、目のけが、ステロイドなどでも白内障になると西洋医学では言っている。この問題もクリヤーにしておこう。

その答えは簡単。アトピー性皮膚炎や糖尿病になる人は白内障の原因部位も固めていることが多い。眼のけがは直接その部位を固めるだろう。ステロイド剤は体を固めていくので当然だ。

画像は成美堂出版 人体解剖図からの引用

 

2019/3/27