脚をほぐしたら猫背が治った

来られる度に、猫背を真っ直ぐに治して帰っていただくのだが、再度来られる時には「元の木阿弥」。

「勢に気をつけて下さい」とお願いするのだが、玄関を出ていく時にはもう既に曲がっている。これが何ともならない。

そこで、ある閃きを受けて脚を解してみることに。部位は大腿直筋。20分後には背がベットにピッタリと着くようになった。アメージング。

その後更に脚をほぐして首をほぐして終了したが、硬くなっている腹部も柔らかくなり、肩コリも消えていた。

ベットから起き上がって更にビックリ。背が真っ直ぐに伸びスッキリと立っている。

理論解してみると簡単なことであるが、重心を後ろに置いて立っている人は、バランスを保つために背を曲げ顎を突き出している。それを続けていると大腿半健様筋と大腿直筋が硬く固まってしまう。これが助長されるとどんどん背を曲げてバランスを取るようになり、猫背度が増してくる。その猫背が腹部を圧迫し、胃腸を固め、太れない、便秘、肌のくすみ、むくみなどの障害をつくっていく。

今回は、その1番の原因を取ったことになる。読者には、脚に注目をして欲しい。悪戯に歩いたり、走ったりしないようにしないことですよ。