花粉症とお別れしよう。対症療法では治りません

   また今年も花粉症の季節がやってきた。毎年毎年同じことを繰り返している人は少なくないはず。

   初めての出来事に対応する能力に臨機応変という言葉もある。それはそれで良いと思うが、毎年来ると解っているものに、前回効果のなかった処置を繰り返すのは何と芸のない遣り方だろう。

   工夫をする。違った観点からものを見る。これを水平思考というが、多くの人たちのなさることは前にやったことを踏襲する上塗りの世界である。

   「花粉が飛んで来た。ガードしなくちゃ」とマスクをする。あるいはメガネをする。以前のものより性能が良くなった。開発者が力を入れているのは解るが考え方が対症療法的だ。酷い話では「杉の木を切ってしまったら」となるともう最悪である。

   暫く前のコマーシャルで「元を断つ」というのがあったが、花粉症の人たちだけの為に、日本の杉の木を切らないで欲しい。

   母校の小学校では、毎年満開の桜の花が新入生を迎えていた。夏の暑い盛りには、その葉陰が校庭で遊ぶ子の避暑の場であった。

   ある日、母校の前を通った時景色が変わっているのに気付いた。何が変わったのか直ぐには理解出来なかった。暫く見ていてようやく桜の木が消えていることに気付いた。近くに住んでいる同級生に聞くと、「桜についた虫が子供を刺した」それを何人かの父兄が大騒ぎをして学校に抗議した。その抗議に屈してその時のPTA会長と校長が桜の木を切ることにしたという。全くイカれた話である。

   毛虫に触れたら腫れてくることも子供への教育になる。大騒ぎすることではない。物事を理解できる大人だったらこれで済む。

   虫が出るその時期になったら注意して駆除すれば良いこと。だが、学校の関係者は誰かに言われないと気付かない。事が起きてから大騒ぎをした。これも対症療法的である。

   さて、杉の木や桜の木を切ってしまうのは勘弁してもらいたいが、病気は元から断つことが大切である。それが対症療法的解釈をする人たちにはなかなか通じない。いくら言ってもまた出来事に対応するという考えが優先している。

   最高のマスクを作る。一時的に症状を軽くする。花粉情報なるものもある。そんな事より花粉症を治す事にその労力を注いで欲しい。

   花粉をガードするのではなく、花粉にさらされても平気でいられるような体にすることが大切なのである。

花粉症を治す方法 

    花粉症は簡単に改善できる。但し「上手くやれたら」の条件を付けて、一人でも多くの人が花粉症から解放されることを祈ってやり方を紹介していこう。

  

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 それでも鼻が通らなかったら鼻の鼻翼の部分を解していけば良い。 指圧やマッサージではまず無理。痛みのある部分を軽く押して「解れていく」と念じるのが良い方法。上手く解せれば花粉症から解放される。試してみる価値はあると思うが。

2019年3月13日