花粉症を治そう

 

花粉症の時期になってきた。花粉症のマスクが進化してきたそうだ。詰まりがなく息苦しくならない、小顔になる、化粧落ちがないなどといろいろ考えられて商品化されているようだ。

花粉症だからマスクをする。マスクをすれば花粉症の症状が無いというなら何も言う事はないのですが、幾分軽くなる程度で、その季節が過ぎるまで苦しまなくてはいけない。医学的には「何ともいやはや」と言うしかない。対症療法にもなっていない姑息療法である。

姑息とは、根本的に解決するのではなくうまくいけば鼻水が止まり、鼻詰まりも無くなります,一時の間に合わせをする事です。卑怯と言う意味に取らないで欲しい。

 

花粉症の原因と治療法については、拙著MMSには詳しく述べているが、ここでは花粉症で苦しんでいる方の為にかいつまんで述べていく。

 

花粉症は、花粉によってもたらされるアレルギー症状と考えられているのが一般的。しかし、この考え方では治らない。

花粉症は、花粉によって鼻の鼻腔の粘膜や喉、頸などを刺激されて、それに反応してそれらの部位を自ら固めて緊張させてつくりだす反応だ。罹る人とそうでない人の差は、それらの部位を固めているか固めていないかによる。

1 鼻腔の粘膜を固めていると鼻水出てくる。

2 胸鎖乳突筋の停止部と上唇鼻翼挙筋を固めると鼻が詰まり、さらに頭半

棘筋を固めると「ボワァン」といった症状が出てくる。更に上唇鼻翼挙

筋を強く固めると涙目になる。

3 胸鎖乳突筋の前側中央部を固めると頭痛や発熱の症状が出る。

以上のコリを取れば花粉症は治る。

しかし、そうからと言ってプロでない一般の方が、そのポイントをズバリ探り当てる事は難しいこと。そこで、こんな方法を伝授しよう。

 

 

鼻が詰まっている側の肘を机やテーブルに着き、耳裏や耳下を人差し指や親指で軽く押す。つまり「ロダンの考える人」の変形ポーズだ。そのときに「治れ、治れ」と思って続けていく。そのポイントは、耳朶の裏側から下にかけて押すとコリコリして痛みのある部分である。

次に、鼻の両側に人差し指を添え軽く押す。うまくいけば、この二つの方法で鼻水が止まり、鼻詰まりも無くなる。

 

更に怠惰な方にお勧めは、私が考案した「思い込み療法」だ。その方法は、寝る前に「花粉症は治った」と20回程度で唱えて寝ることです。これだけの事です。但し、治るまで続けるしつこさを持たなくては効果がない。2,3日やって「治らない」の三日坊主では何事も駄目。

 

私は、花粉症の人を100%治してきています。姑息療法や対症療法でなく、ちゃんと治して欲しい。治せない方はご一報を。