薬は危険 市販薬も怖いですよ

 

市販薬を飲んで、5年間に1225症例、15人の死亡が確認された。4月22日付けの読売新聞の記事です。

市販薬は一般的に安全とされていますが、結構副作用が多く危険である事を皆さんに認識して欲しいと思っています。

風邪薬を飲んで右目を失明し、左目はかすみがかかった状態になってしまった。病名はスティブンス・ジョンソン症候群。

頭痛薬を飲んで、ギランバレン症候群になって死亡した人もいます。解熱剤を飲んで喘息になる人もいます。

市販薬からつくられる病気には、スティブンス・ジョンソン症候群の他、ギランバレン症候群、中毒性表皮障害、間質性肺炎、肝機能障害、蕁麻疹などがあります。

「良薬口に苦し」程度なら許せますが、「副作用は付きもの」と嘯(うそぶ)かれても困ります。しかし、多くの皆さん、副作用があっても当然とあまり問題視をしていません。完璧に製薬会社や医者から洗脳されているとしか思えません。

 

薬の作用

薬のほとんどが身体を硬くします。固めてしまうのです。頭痛を例にとって説明してみましょう。

頭痛には何種類もありますが、ごく一般的な頭痛は、頸部の筋肉を固めるとその中にある血管を押し潰して狭めるために、その先の血流が速くなります。それが頭部の毛細血管に流れていくと圧力が高いために血管が膨張し、その周りにある神経を圧迫して痛みをつくります。

頭痛薬は、全身の筋肉を固めることで血流を落としていきます。急に流れている血液が緩やかになり、膨張した血管が元に戻り、神経への圧迫が取れて頭痛が無くなります。しかし、この時血流を落とした為に血液が届かなくなった細胞も出てきます。この事も問題です。

しかし、薬は、この手の頭痛には効果がありますが、他の頭痛には効果はありません。頭痛の原因は多種あり解っているだけで7種類あります。詳しくは私の著書MMSをご覧下さい。

「治れば良いではないか」と、頭痛の根本の原因を取らずに薬を飲んでいると、薬の効果が続いている時間は頭痛がおさまっていますが、効果が切れればまた頭痛が起こり、薬を飲むことになります。

強い薬であったりすると、その緊張度は強く、固まりを強固にし、筋肉は弛緩しなくなってしまいます。そして、違う症状をつくりあげます。これが副作用です。

頭痛の原因部分だけを取ってしまうような薬なら被害は少ないのですが、そのような薬はありません。何故なら、飲み薬は血液によって全身を廻るために、健全な部分にもその影響を与え、副作用をつくりだしていくのです。

調子が悪くなると、多くの人が薬を飲んで治そうとします。簡単だからです。時間は掛からず市販薬なら安価です。でも、自分の身体が大事だったら、薬を飲む治療は関心いたしません。他にもっと良い方法があります。