認知症を予防しよう

 

アルツハイマー病が血液検査で判断できるようになった。治療や薬の開発に役立つだろう。というニュースが今日(2018/02/01)の読売新聞のトップに、産経新聞では26面に掲載されていた。

老人が増え認知症の方も増えてきているのは事実のことであるが、治療法がないのも現実のようだ。

私と同じ世代の人の中にもちらほらと現れているのを見ると、これではいけない。何とかしなくてはと思う。

 

私の患者さんの中にも、「中々思い出せなくなって、言葉が出て来ないのよ」という話をよく聞く。

「あの、その、これ、あれ」これが主語になってしまうのだ。「それ取って」何だか解らないというと「それよ」とくる。

また、物をよく忘れる。大事にしまったが、何処にしまったか分からなくなる。

こんな会話や物忘れに心当たりの方、何もかも分からなく時が近いかも。

 

難しい理論や薬の開発は不0162e20f64290f09fce59af9424cc8f31de309c555要。脳への血流が悪くなっているだけの話なのだ。

脳への血流が悪くなる理由は、肩のコリや首のコリ。これらに問題ない人は頭がはっきりとしている。

具体的には、棘上筋、胸鎖乳突筋、頭半棘筋のコリである。特に頭半棘筋のコリがいけない。しかし、これだけではない。全身の血流を良くすることをしなくてはいけない。その鍵を握っているのは脚である。

認知症になりかけている人の脚に触ると硬い人が多い。硬く締まった脚は、その筋肉が血管を圧迫し、あるいは潰して血流を阻害してしまう。これは糖尿病などの原因にもなる。とにかく脚の筋肉を柔らかくする必要がある。また、腸や腹直筋を固めている人も多い。腸は新しい血液をつくるところ、サラサラとした血液でなければ血液循環は決して良くならない。これも柔らかくする必要がある。

 

全身の筋肉を固め萎縮させることで血流が悪くなり、その結果、認知症などが発症するのである。

これらの筋肉のコリを取っていけば、頭はスッキリとし、物忘れも無くなってくる。これは、私の患者さんで実証済みである。

 

さて、認知症候補者が私の所に押しかけて来られたら大変。簡単な予防法を紹介しよう。

このコラムを見ている方は、認知症にまだ恐怖を覚えていない人が多いだろうが、家族や身近にいたら教えて欲しい。でも現在、若い人も多いのが現状。注意が大事。

また、頭が「ぼうっ」とする、考えが集中しないという方も、やってみては。

 

予防法

丸、横に長い楕円、縦に長い楕円、三角形、逆三角形、正方形、横に長い長方形、縦に長い長方形。これらの図形を椅子に座るか胡座(あぐら)座で、顎の先端で描くように大きく廻す。先ず左回りで4回ずつ。終わったら右回りで4回ずつ行う。力を入れずゆっくりとしたスピードで、1日3回程度。

これだけでも認知症がかなり予防される。やらないよりやった方が良い。でも、これだけで防げるとは保証しない。私のMMSテクニックをやっていただけると更に効果抜群である。(DVDがあるので欲しい方は連絡してください。実費¥1;000と送料)