「クレアチニンが高いと言われたら―腎臓病とMMS理論から考える改善への道」

クレアチニンとは何か

eGFRとは何か

なぜクレアチニン値が高くなるのか

MMS理論から見るクレアチニン増加の原因

腎臓機能改善へのアプローチ

塩分制限と腎臓病について考える

まとめ

 

「慢性腎臓病です。クレアチニンの値が基準値を超えそうなので、塩分は1日6g以内に抑えてください」

このように医師から説明を受けても、「クレアチニンとは何か」「eGFRとは何か」と疑問に感じる方は少なくありません。しかし、それらの意味を正しく理解することで、必要以上に不安になることなく、自分の身体の状態を把握できるようになります。

 

クレアチニンとは何か

クレアチニンは、筋肉を使った際に発生する老廃物です。通常は腎臓でろ過され、尿として体外へ排出されます。しかし、腎機能が低下すると十分に排出されなくなり、血液中に蓄積していきます。そのため、血液中のクレアチニン濃度を測定することで、腎機能の状態を推測することができます。

ただし、クレアチニン値は腎機能だけで決まるものではありません。筋肉

量の多い人は数値が高くなりやすく、また脱水状態でも変動するため、数値だけで判断することはできません。

血清クレアチニンの基準値は以下のとおりです。

男性:0.6~1.0mg/dL

女性:0.5~0.8mg/dL

 

eGFRとは何か

eGFR(推算糸球体ろ過量)は、腎臓がどれくらい血液をろ過できているかを示す指標です。健康な状態を100とした場合、おおよその目安は次のようになります。

60以上:正常~軽度低下

30~59:中等度低下

15~29:高度低下

15未満:末期腎不全

eGFRが低い状態やクレアチニン値が高い状態が続くと、慢性腎臓病(CKD)や急性腎障害(AKI)などが疑われます。

 

MMS理論から見るクレアチニン増加の原因

MMS理論では、筋肉の硬直(コリ)がクレアチニン増加に関係すると考えています。

筋肉は、使用中の筋肉を同時に十分活用することができず、硬直した筋肉は実質的に使えない状態になるとされています。その結果、本来使用すべき筋肉の代わりに別の筋肉が働くことになり、より多くの筋肉を使わなければならなくなります。

その状態が続くと筋肉への負担が増え、老廃物であるクレアチニンの産生量も増加すると考えられています。さらに、無理をして働いた筋肉も硬直しやすくなり、この悪循環によってクレアチニン値が高くなるというのがMMS理論の見解です。

 

クレアチニンを減らすための考え方

MMS理論では、硬直した筋肉をほぐし、動作に適した筋肉が正常に働ける状態を作ることが重要だと考えています。

人は立つ、歩く、作業をするなど日常生活の中で常に筋肉を使っています。筋肉の柔軟性を保ち、適切な筋肉が効率よく働く状態にすることで、クレアチニン増加の抑制につながるとしています。

 

腎臓機能改善へのアプローチ

MMS理論では、クレアチニン値が高い人には腎臓周辺が硬くなっているケースが多いと考えています。

腎臓は血液をろ過し、不要な物質を尿として排出する重要な臓器です。しかし、腎臓への血流が悪くなると本来の機能を十分に発揮できなくなります。

また、血液をろ過する糸球体の働きが低下すると、不要な物質が十分に排出されず、血液中に残ってしまいます。MMS理論では、このような状態を改善することで腎臓本来の機能回復を目指します

 

塩分制限と腎臓病について考える

一般的な腎臓病治療では、塩分制限が推奨されています。塩分の過剰摂取は体内の水分量を増やし、血圧上昇や腎臓への負担増加につながると考えられているためです。

一方で、MMS理論では塩分そのものを問題視するのではなく、高血圧や腎機能低下の根本原因を改善することが重要であると考えています。そのため、単に塩分を制限する対症療法ではなく、腎臓を本来の健康な状態へ戻すことを重視しています。

 

まとめ

クレアチニンは腎機能を評価する重要な指標であり、eGFRとあわせて腎臓の状態を判断するために用いられます。MMS理論では、筋肉や腎臓の硬直がクレアチニン増加や腎機能低下の原因であると考え、筋肉や腎臓の状態改善を通じて腎機能の回復を目指しています。

 

2026/06/13

眞々田昭司