以下は、あくまでも私の研究結果で、私的なHP上だけの話です。その点お含みおきください。食品メーカーさんや関係者の方々のクレームをいただくのは私の本意ではありません。その点も予め承知おきください。

私の持論

病気は「筋肉のコリからつくられる」というのが私の持論です。この発想は天から戴いたひらめき、知識だと思っています。現代医学に見放され、あるいは何十年も治療を受けていながら治らない人が私のもとを訪れます。

なおしていく過程で、「コリを取ってなおしたはずのところがどうして戻ってしまうのだろう。また、以前よりも筋肉が硬くなってしまっている」このようなことをいつも疑問に思っていました。

40代前半のある女性を診ていた時、前の日になおしたはずの部位が硬くなっていました。その時「食べ物が悪い」という直感があって、その女性に、昨日食べた物を聞きました。回答は「フランスパン」と「お肉」でした。

どうもこの辺に問題がありそうだと思い、私の施術を受けている人(週に40人程度)を対象に聞き取り調査をしました。これを半年位かけて調査しまとめました。述べ200人位になうと思います。その結果、摂ってはいけない食材もありますが、一番大きく影響するのは、食べ物の食べ合わせでした。

悪い、食べ合わせ

○動物性蛋白質と炭水化物

お肉とご飯、パン、パスタ、うどん等。魚とご飯、パン、パスタうどん等。卵とご飯、パン、パスタ、うどん等。

○動物性蛋白質を取った後のフルーツ

食事の後のデザート

○フルーツとご飯、パン、パスタ。

以上のようなものです。この食べ合わせが筋肉を固めていきます。特に腹部、肩、首が顕著に現れます。

食べてほしくない食材

このHPを見ている読者の方には食べほしくない食材がいくつかあります。それを列記します。

○パン

○スポンジケーキ類 洋菓子類

○チョコレート

○肉        鶏肉、豚肉、牛肉、その他肉類。

○牛乳

○乳製品  チーズ、バター

○せんべい

○ファーストフード ジャンクフード

○スナック菓子類

○加工食品

等々あります。これらの食品を摂ると筋肉が締まったように硬くなってきます。特に筋肉系の病気には最悪です。いくつかの例を述べてみます。

強直性脊椎炎 男性32歳 東京都在住

この病気は。脊椎の仙腸関節から始まり、やがて脊椎から股関節など体幹に近い間接が骨性に癒合する病気と言われ、最終的には脊椎が一本の骨のように硬く固まり強張ってしまう病気で難病の一つです。(現代医学から)

この例は30代の男性です。子供時代は学校給食があり、強制的に肉や牛乳を飲食されてきました。成人してからは、牛乳はあまり飲まなくなりましたが、焼肉は好きでよく食べていたようです。

何故こんな話から始めるのか。実はいくつかの筋肉系の病気を探っていくと、食歴に関係して思われるからなのです。病気になった人の食歴を調べていくと、牛乳や乳製品、肉などを多く摂ってきた人に突き当たるのです。件の男性もそうでした、病気になる6,7年前から止めたようですが、このような病気が食べて直につくられる訳ではありませんので、止める以前の食歴が影響していると解釈できます。

そこで、ある時、激痛を堪えて私のところへ来ました。施術を行っている時に

「昨日何を食べましたか?」

と聞くと

「焼き肉とパンetc.」

と答えました。

「それが原因だね」

と答えると怪訝な顔をしていましたが、

「食べ物の種類によって、筋肉が固まっていくということが私の研究で最近分かってきました。貴方が食したものがそのうちの一つですね」

と説明しました。また他にもいくつかの例を示して説明すると納得しました。

彼はその後私の勧める食事法を摂っていて、現在は食べ物による筋肉の緊張は無くなっています。病気も日増しに改善されていっています。

現代医学から見放された病気も正しい治療と人間の身体に適した食事を摂っていくことでなおっていくのです。

食事による影響は顕著に筋肉に現れます。人により、また食べ物にもよりますが、早ければ即座に、遅くとも1日後には影響が出てきます。

SAPHO症候群 男性49歳 神奈川県在住

次の例はSAPHO症候群という聞きなれない病気ですが、何十万人に一人という難病です。この病気になってしまったのは40代の男性です。

骨が代謝再生されずに骨がスカスカに蟻に食われたように穴があいていってしまう恐ろしい病気です。幾つかの病院でこれといった治療法がないと言われて、痛みと不安を抱えていました。私の所へ初めて来られた時は、胸の激痛と頭痛を抱え歩くことも容易ではありませんでした。半年以上たった今、胸の痛み頭痛は消え、完治に向かっています。病院での検査でも問題は出ていません。担当医も治っていく過程に注目しているようです。

その人が

「先生、今日は少し胸が痛く、頭が重いのですが」

と言いながら施術を受けに来ました。身体に触れると、筋肉が締まったように固まっています。これは食べ物以外に考えられないと思い

「何か悪いものを食べませんでしたか」

と聞くと、

「先生には内緒にしておこうと思ったのですが、先日、世界フードフェスタというのがあり、そこでいろいろな物を食べました。スペインのパエリアは最高でした。またドーナツも美味かった。」

こんな答えが返ってきました。私は即座にこう答えていました。

「それが原因で身体が固まり痛みが出てきたのですよ。」

「えっ、本当ですか、そんなに影響するのですか。本の少ししか食べていませんが」

「そうです。4、5回分の施術を無駄にしたようなものです。」

と答えると、本人は残念そうに

「美味いものが食べられないんだ」

と言うので、

「決して魚介のパエリアだけが美味いものではありません。美味いものは他にもいくらでもあります。いたずらに美味いから食べるということではなく、食べ合わせに注意し、吟味しながら食べることが大事なのです」

これが私の回答でした。

焼き肉などを「おいしい、美味い」と言って食べている人もいるでしょうが、何年も肉を食べていない私などはとても気持ちが悪くて食べられません。言い訳ではありませんが25年前までは肉が大好物でした。でも私は日本人です。父祖が何世代にも渡って食べてきたものは、肉ではありません。

良い食事をしていると味覚は変わっていきます。そして肉や乳製品を多く摂っているときには分からなかった、匂いや味が分かるようになってきます。健全な物を食していると、肉や牛乳や乳製品などを口にする気はなくなってしまいます。

身体が「こんな食べ物は嫌だ」と拒否反応を示しているから身体が固まってくるのです。蕁麻疹や吹き出物が出ている人もいます。貴方の欲望を満たすために、貴方の身体は犠牲を強いられているのです。

この方も牛乳、乳製品、肉は大好物でした。

「牛乳にはカルシウムを多く含んでいるから飲んで下さい」と単細胞の人が牛乳を勧めます。「血圧が高いようだから、牛乳を飲みなさい。カルシウムを摂ると血圧が下がる。」そう言う医師もいます。20年も30年も牛乳や降圧剤を飲んで、高血圧は改善されないの人のなんと多いことでしょう。

牛乳を飲んでいると筋肉が締まったように硬くなってしまいます。人間と牛のカルシウムの違いからくるのでしょうか? 硬くなるという事実は厳然として存在しています。

上記2例の病気の原因は、筋肉が硬く締まったようになっているのが特徴です。どうしても牛乳や乳製品、肉などの食品の因果関係を払拭するものが私には見つかりません。摂らない方が賢明ではないでしょうか。

Sさん 女性39歳 神奈川県在住

彼女は特にこれといって悪いところがある訳ではありませんでしたが、体調不良の改善と痩身を目的として私のところへ来られるようになりました。ある時に何故かいつも元のように腹部が硬く戻ってしまうことに疑問を持ち聞きました。

「何か悪いものを食べませんでしたか」

彼女はすでに私の食事法を実践していました。

「特に悪いものは食べていないつもりですが」

「何かありませんか」

再度私が言うと

「しいて言えば職場で3時頃チョコレートを食べるくらいですが」

「それは毎日ですか」

「えぇ、ここのところ毎日食べています」

「どうもそれがいけないようですね」

「本当ですか」

彼女は以前パンを常食しているのを、やはり筋肉が固まるので止めた経験を持っていますが、まさかチョコレートが影響するとは考えなかったようです。彼女はその日からチョコレートを絶ちました。次の週、来たときには腹部は柔らかく先週診た時と変りありませんでした。

チョコレートでは何人もの方に、筋肉の強張り、特に腹部、吹き出物などの症状が出ています。腹部を正常にし、チョコレートを止めると筋肉の強張りが消え、吹き出物がなくなっていきます。

人の病気を直すお手伝いを始めて20年になります。その間にいろいろな経験をしてきました。改善させてきた病気の数は160種を超えています。私は現代医学の教育は受けてはおりませんが、長年、人の身体をよくすることに関わり、現在ではそれが天職と考えています。すると、自然と現代医学の基礎知識も知るようになります。ただ、現代医学とは考え方の根本を異にしています。

栄養学でも同じことが言えます。栄養素やカロリー主体の考え方ではなく、食材の特質と組み合わせ、それを人間の消化機能と考えあわせることが必要なのです。

ただ必要な栄養成分が豊富に含まれている食材を選んで食事をする。そこには人間の身体がその食材をどう消化してどのように取り入れるか、取り入れ易さや、そもそも人体が吸収して利用することが可能であるのかということは考慮されていないと思います。

繰り返すことになりますが、信じる、信じないは読者の自由です。でも、もし心当たりがあって、何とかしたいと考えるなら実践してみることをお勧めします。