現代医学では風邪とインフルエンザを区別している。 風邪は細菌、インフルエンザはウイルスによるものであるそうだ。私に取ってはどうでも良いことである。細菌とウイルスを分ける事に重要性があると考えるのは、ワクチンや風邪薬を研究開発している人くらいでよいだろう。その人たちは細菌やウイルスの正体を細かく調べる必要があるだろう。とにかく効果のある薬を作る為には・・・

でも疑問がある。ワクチンは予防に足る薬であるのだろうか?

あるインフルエンザ・ワクチン研究所のトップにいた人が述懐している。

「いくらインフルエンザのワクチンをつくっても効果の有る物はつくれない、何故ならウイルスは常に姿を変えていく。変幻自在だ。それに対応する事は困難だ。そして次にどの様に変化してくるかの予測は不可能である」

そのような主旨のことを言っていた。

どうやら研究すればするほどその人はインフルエンザを予防するワクチンを作れないことが解ったようである。

「今年のインフルエンザ?型は強烈です」などと大衆心理を煽り、効果の無い薬を売り込む製薬会社。それにまんまと乗ってしまう厚生労働省。昨年は、新米の大臣が世間に躍らされ何千億もの無駄使いをしている。

毎年いち早く予防注射を受ける人。それに対応して病院は、常連客の為に薬を確保する。風邪を引きたくないと気を使っている人なのに、よくひく。私がいくら忠告しても聞く耳を持ってくれない。完璧な薬信者だ。そして気の小さい臆病者だ。

マスコミが「今年はこの型のインフルエンザが流行する」とワイドショーで大騒ぎ。当たった試しがない。私の宝くじの確率より低い。それなのに毎年その時期に、アナウンサーは絶叫する。

無視している私は滅多に風邪を引かない。まったく引かないと言ったら嘘になる。いくつかの症状が出るがその症状をできるだけ早く取ってしまう。だから重傷になることはまずない。ましてやワクチンや風邪薬で治そうという発想は全く無い。

だから私にとってウイルスと細菌を分ける意味はない。そんな事は、人類の為?やあるいは金儲けの為に、細菌やウイルスを研究している人に任せておけばよい。分けて得することは何一つない。風邪を引いて苦しんでいる人に取っては関係ないことだ。

少し回りくどくなったが以上の理由で風邪もインフルエンザもひっくるめて「風邪」と一括りにして述べていく。

病気の症状

同種の数冊の本に興味を引かれて買い求めた。そこではものの解った風の学者やジャーナリストが風邪の症状について語っている。しかしどこかの教本から取ってきたかのように判を押したように同じである。そしてそのもっともらしく語っている病気の症状については異議がある。情報は受け取り側の責任ではあるが、権威者や有名人が語ったら多くの人が信じてしまう。罪作りである。それを見て見ぬ振りをするほど、私は悟りきれてはいない。一部の人でも気付いてくれたらと、これを書き始めた。

何でも自然治癒力にするな

彼らは病気の症状を、「自然治癒力から生まれる人間の自然な反応である」とし、「無理矢理その症状を薬などを用いて取る事をしてはいけない。」と言っている。何となく言っていることには間違いはないように思える。しかし私は疑問を持った。

勿論、種々の症状を強烈な毒薬を用いて消してしまう事は避けなくてはいけない。それはその人の持つ反応であるからである。しかし学者達の症状に対する解釈が、あまりにも単純発想であることに気がついてからはからは疑問が拭えない。例をあげてみよう。

「ウイルスを体外に追い出す為に咳が出る」尤もらしい。でもウイルスや病原菌がいなくても咳は出る。咳の出る理由を使い分けしなければいけないのだろうか?真理であれば論理の変化は必要はないはずだ。

実は私もつい最近まで、症状に対する考え方を、学者さん達の意見をそのままにしてきた。(決して鵜呑みにしてはいない)そして良く吟味もせずにそのまま人にも話してきた。それは高名な人の意見に疑問を持たなかったからである。だがある時、これまでに述べられている症状の説明に矛盾がある事に気付いた。そして彼らは自分たちの手法で説明できる症状のみしか語っていない事に気付いた。自分の理論で都合の良いものだけを取り出している。

風邪の症状

風邪の症状として取り上げられていたものについて語られていた内容とともに述べてみる。

咳  細菌やウイルスが侵入してきたときに、それを外に追い出そうとしてでる症状。
鼻水 ウイルスや細菌は水に弱い。だから水を出して排除している
発熱 ウイルスや細菌は熱に弱いから熱を発して退治しようとする症状
くしゃみ これは咳と同じ症状

以上の4種の症状は確かに典型的な風邪の症状である。

しかしあまり取り上げられていないこれ以外の症状を、現代医学的にはどの様に解釈していくのだろう?多くの学者さん達はそれを説明してくれるだろうか?

悪寒 発熱すれば悪寒が生じるのは当然であるが何故それがウイルスや細菌を退治する症状か?
頭痛 頭が痛くなることがウイルスや細菌にどの様に対応しているのか?
筋肉痛 ウイルスや細菌が筋肉を痛めつけているのか?
嘔吐 気持ち悪くなって吐くのは、ウイルスや細菌を外に出そうとする行為とするのは無理がある。
下痢 嘔吐と同じでウイルスや細菌を外に排泄する為の症状とは考えられない。
倦怠感 ウイルスや細菌に体がいじめられ、それと戦っているから疲れるのか?
涙目 目にウイルスや細菌がくっついていてそれを流す為のもの?

まだまだ症状はあるのかも知れない。咳、鼻水、発熱までの症状だけなら、学者たちの意見には風邪に対処するための症状として頷けるものがある。しかしそれ以外の症状についての説明はこれまで見当たらない。全て風邪をひいたときの症状であるのに。

他の症状が、最初の4つの症状のように、ウイルスや細菌に対処しているとしたら、同じように説明できるものでなくてはならない。しかし説明は見あたらない。最初の4つの症状に対する根本的な考え方に問題があると言えないか?現代医学者の根本的な考え方が対症療法的ではないのか。

乱暴な人は、風邪による症状は、ウイルスや細菌と身体が闘っている為のもの。だから後は自然治癒力に任せて、じっと休んでいた方が治る。などといっている。全て自然治癒力に頼る。私には何か他力本願(本来の意味は違う)の気がする。

自然治癒力とはそんなに凄いものなのだろうか?私はそうは思わない。(自己治癒力と自然治癒力について他に書いているので読むと参考になります)自然治癒力を失った人はいないのか?

種々の症状は、決して学者さん達が唱える様なものではない。症状を正しく知っていく事だ。そしてその症状に対しての対処の仕方を知ることは、人生を過ごす上でとても役立つ事である。

「先生、風邪を引いてしまって、効きもしない薬を飲んで身体を壊してもいけないので診てもらいに来ました」よく来られる耳鼻咽喉科の医師である。

「熱があって、頭が痛くて、鼻が詰まって、鼻水がとまらない。全身がだるくてしょうがないのです。咳で喉も痛くて」

以前にも風邪を引いた時に来て治している。結果2時間後風邪の症状は全く消え、すっきりとして帰っていった。

私の行った施術は、6つの症状の原因を取り除いただけだ。

熱は首筋のコリがつくる。頭痛もそうだが、痛む場所によってその部位が異なってくる。鼻詰まりは耳下のコリ、鼻腔のコリがつくる。鼻水もほぼ同じ部位である。鼻詰まりや鼻水は花粉症にもみられ、同部位のコリを取ることで解消する。咳は喉とその周りの筋肉のコリが刺激される事で起きる。ひどくなるとや気道やその周りの筋肉も固まりコリを作る。それらの部位に何らかの刺激を与えられる事で咳が誘発される。風邪の場合はウイルスや細菌である。咳の症状を取るには、咳を作り出す固まった部位のコリを解せば良い。喘息での咳は、その作り出すコリの範囲が広いだけだ。要するに喉の周りの筋肉や気管の周りの筋肉のコリを解せばよい。

全身のだるさを取るには、まず発熱を押さえた後、首筋、胸鎖乳突筋、腹部全体、股関節のコリを取っていけば消えてくる。要するに風邪の症状とは、病原菌の侵入に際して、自己が反応し各部位を固めた結果つくられたものである。だから固めた部位を解せば治る。

風邪は自身の反応が引き起こす

風邪をよく引く人と引かない人がいる。何でこんなに個人差があるのだろうか?「それは個人の免疫力の違いである」と件の学者さんたちなら答えてくれるだろう。でも本当にそうなのだろうか?

持論を展開する。

風邪は過敏な反応が作り出す病気と私は捉えている。

風邪を引く人と引かない人の差は、その時の自己の筋肉の緊張状態によると考えられる。

抗体とは

風邪を自己の力で治していくと抗体ができると言われている。病原菌が身体の中に住んでいるからなのか?非常に疑問である。風邪のウイルスが長期間身体の中に住み続けるとは考えにくい。以下のように考える事ができないか?

ある国に攻めてきた侵略者がいたが、制圧され、改心させられその国に住んでたとする。しかしその侵略者と同じ人種の人間が多数で攻めてきたとする。「でも我が国は大丈夫だ、改心した同じ人間がいるから」と高を括る事ができるだろうか。現代医学の抗体に対する考えはこのようなものだ。

「風邪は自己の過敏な反応が作る」という考えを前提に、抗体を私は以下の様に捉えている。

過去に同じ種類の風邪に掛かった時、その病原菌に対して自己は既に顔なじみである。侵入してきても「また知ってる奴が来た」と各部位の筋肉は反応しなくなる。抗体とはこのようなものである。

しかし風邪を引いたときに、薬によって症状を消してしまうと、筋肉に病原菌の正しい情報が伝わらわない。再び侵入して来たとき、また新しい奴が来たとデフェンスして筋肉を緊張させ反応してしまう。そして風邪を引く。薬を飲まなければ、生の情報が筋肉に伝わる。筋肉は過敏な反応をしなくなる。

義父の話

2008年90歳で亡くなった。よく太平洋戦争時の話をしてくれた。ただ何回も同じ話を聞かされたので辟易したことも事実で、義父より正確に話すことができるところもあるくらいだ。

義父は南洋諸島に配属された。そこでは戦死と言うよりは、マラリヤや熱帯独特の病気にかかり多くの人が死んだそうだ。しかし義父はかからなかった。

その当時義父は20歳くらいだったが、それまで一度も風邪を引いたことがなかった。私も同居して20年、風邪を引いている義父を見たことがなかった。そんな義父だから「マラニアには俺はかからない」と思っていた。500人以上いた部隊が、バタバタと死んで1/3位になっていったが義父は無事だった。

水が無くなったとき、ボウフラの浮いてる水をかき分けて飲んだが、義父は何とも無かったが戦友たちは病気になって死んでいった。

同居し始めて、腐って臭くなった豆腐を食べている義父に「お義父さんこれ腐っていますよ」と言ったら、「この位平気だよ」と言われた。とにかく義父は細菌性の病気には強かったようである。

蚊に刺されても腫れ上がらない。無頓着な神経だったのかも知れないが、これを意識的にできるれば細菌性の病気にはかからなくなるだろう。この辺に真理があるようだ。

風邪に対応するには

病原菌が侵入してきた際、反応するのは筋肉である。その筋肉が柔軟性があり、血行が良ければ過敏な反応はなくなる。逆に硬く血行不良の筋肉は刺激に対して必要以上の反応をする。

鼻の穴にこよりを入れて鼻腔を刺激すると、くしゃみが出たり、鼻水が出てくる。風邪の病原菌はこよりほど大きくないが、病原菌をこよりと考えれば頷けるだろうか。くしゃみや鼻水をそのままにしておくと、鼻腔の筋肉が固まり、くしゃみや鼻水が止まらなくなる。固まりかけた鼻腔の筋肉を和らげてしまえばくしゃみ鼻水は止まる。熱が出てきたら、首筋の筋肉を緩めれば良い。こういうことが風邪の対策である。

ウイルスや細菌で人は死なない。病原菌の刺激によっていたずらに過敏な反応をし、自分を固めていく。硬くなって固まった筋肉は血行が悪くなり、免疫も届かなくなる。そして身体の深部へ病原菌の侵入を許していく。ますます多くの部位が固まっていく。自己の筋肉が連鎖反応を起こして固まっていき、重篤になっていく。全部自己が作り上げていくものだ。それを防ぐのは、全身の筋肉を柔らかくして置くことだ。そうすれば連鎖反応は起こらない。

風邪薬は効果がない

30年以上前、ある製薬会社の工場長と話した事が記憶として残っている。

「○○さん。風邪を引いたみたいなので、効く風邪薬を貰えないでしょうかね」といったら、

「効く風邪薬など無いよ。風邪薬などは、掛かり始めと治りかけた時しか効かないよ。でも実際効いているかどうか分からないね。それより早く家に帰って暖かくして寝ていた方が治るよ」と言われた。それから風邪薬とはそのような物だと思うようになった。

風邪薬を飲んで何故効果がないか?

それは病原菌だけに目を向けて作られたものだからだ。病原菌を殺しても風邪は治らない。

風邪薬の開発者は、実験室で病原菌を殺す事ができたから風邪を治せたと思うだろう。しかし治らない。それは病原菌を殺したとしても、筋肉を和らげ血行を良くするものでないからだ。風邪薬を飲むと、筋肉が固まってくる。そして腎機能を壊す。

ウイルスだろうが細菌だろうが風邪を治すには関係ないことだ。筋肉を固めないようにし、固まってしまったらそれを直ぐに解すことだ。

怪我の筋肉の反応

これは風邪とは関係ないことだが、分かった風の学者さんが言っていたことに反論をしたくなって、怪我において腫れや熱を持つ症状について述べていく。

怪我の中でも切り傷ではなく、捻挫や打ち身をしたとする。暫くすると腫れてくる。そして熱を持ってくる。多くの人はあわてて湿布薬を貼る。貼ったときの気持ち良さはあるがなかなか腫れは引かない。暖めろという人もいる。ある学者は、それも治す為の自己の反応だから冷やしたりしてしてはいけないという。これらの治療法は全て間違っている。

捻挫や打ち身をしたとき、その瞬間、骨や筋肉が破損しないように、その部位の筋肉が硬く固まりそれに対応する。衝撃が大きい場合、強く筋肉が固まったまま元の柔らかい状態に戻らなくなる。

硬く固められた筋肉の中には、血管や神経、リンパ管がある。筋肉を固めて圧迫すれば神経を押すことになり痛みがつくられる。青く痣がでてくるのは、静脈を圧迫して流れなくなった血液が鬱血しているために起こる現象である。また静脈やリンパ管には圧力がない。筋肉を動かすことでポンプアップし心臓に戻していく。硬く固められた筋肉は動かない。ゆえにそれができない。その結果鬱血する。そしてさらに膨らんでくる。それが腫れである。

その腫れを周りからソフトタッチで解していけば腫れは引いてくる。

熱があるのに、自然治癒力が働いているのだからそのままにしていろ。というのはあまりにも無知であり乱暴である。かといって氷などで冷やせば痛感を麻痺させてしまう。感じなくなるだけだ。そしてより以上に硬くなる。冷湿布薬で冷やすのはもっと感心しない。湿布薬に含まれている薬成分が腫れている筋肉をさらに刺激し、腫れを助長し、筋肉はますます硬くなり治りにくくなる。

症状を取るのはそれを作っている原因を正すことである。薬で麻痺させたり、血圧を落として痛みを取るなどは姑息な手法である。コリを作った筋肉を解せば解決することだ。