力には限界があります。小学生の小さな子が100kg以上の人を持ち上げることはできないでしょうが、
100kg以上の体格を持った人なら、小学生を持ち上げることは簡単なことです。

力対力の世界ではどうしても体力の差が決定的になってしまい、小さい者は大きいものに勝てなくなります。
力では、筋力の差はいかんともしがたいものです。力の世界はその世界を超えることはできません。

「柔よく剛を制す」の世界は力の世界ではありません。現代における競技では、力の世界が圧倒的です。
その証拠に体重差別というものが存在します。

柔道、レスリング、ボクシングこれらのスポーツには体重差別が導入されています。
軽量級と重量級では力の差があって相手にならないので、同じ体重に近いもの同士を競わせた方が面白いという発想でしょう。

また女子と男子では筋肉に違いがあり、一緒に競技することはありません。これらも力の差を念頭に於いてのことでしょうか。

女子は争いごとに向いてはいません。子を生し育てていくという時に争いどころではありません。
また身体もそのように作られていません。その代わり男子は敵から女子を守るというのが、あらゆる動物界の成り立ちです。
ここでは当然ながら男女の力の差を考える発想がありません。

何にしても力を使うことにはその限界があります。